2005年 1月3日 現在
1997年暮れの同人誌即売会で出した『アーニスの帰還』が私の正式な個人同人誌第一号です。それ以前にいくつかラクガキ集のようなものがありましたが、そちらは私ではなく『エルフ17』などを連載していた当時、私のファンクラブをやってくださっていたH氏の編集によるものです。クラブ自体は氏が大学卒業、就職のため手が回らなくなって解散し、氏との交友は今も続いているものの、その当時の本の在庫等はとうにありません。
と言うわけでここに掲載するのは1997年以降の私の本です。
各表紙のサムネイルをクリックすると拡大図になります。
左から順に
『アーニスの帰還』 1997年12月29日 発行
『復讐者ウルミ』 1998年 8月16日 発行
『腐剣(ふけん)』 1998年12月30日 発行
『屍兵(しへい)』 1999年 8月15日 発行
『瀕死のアーニス』 2000年12月29日 発行
いずれも商業誌連載で全一巻として発売された拙著『剣(つるぎ)の国のアーニス』の続編と言うか、別エピソードとして連続モノになっています。
一冊16〜32ページくらい。
オール2色カラーで価格は500〜1000円でした。(あ、巻末にラクガキをモノクロで少しだけ入れた巻もありますが)
貧乏漫画家のこととて売れ残りを出して印刷費も払えなかったりすると妻にブチ殺されるため、即売会で全て売り切れる量しか刷っていません。同人古書店でまれに法外な値段になっていたりするとも聞きますが、安いとこでは安いとも。私自身は見たことがないのでわからんのですが。
現在合計100ページくらいになっていて、まだ未完。
商業誌と違って「これで打ち切り」とか言われる恐れはないので、時間を見ては描き続けていくつもりです(問題はむしろ時間、体力、印刷費)(笑)。
なお2002年8月10日にはこの5冊をまとめてモノクロ版総集編を出しました。 こちらの絵が表紙になっているものでタイトルはまんま『アーニス総集編』です。(2003年暮れに再販かけました)。
また一冊目の『アーニスの帰還』については、一部音声付きのCD−Rデジコミが、出海まこと先生のΠO2(2は小文字。パイオーツー)の協力で作られました。
また、アーニス・シリーズとは別枠で、以前アスキーコミックで連載し雑誌の休刊で途中のままになってしまった『漫遊少女隊』(『西遊少女隊』の水戸黄門版)を2000年12月30日に同人単行本にしたものがあります。こちらは2003年の暮れのコミケで完売いたしました。
アーニス同人版はこのあと2003年夏に6巻目『魔笛』を出しました。
総集編はその前までのお話ということになります。
また2004年12月30日には7巻目『女族ミュルメダス』を刊行しました。
6巻と7巻はこちらに表紙があります。
(2005年1月3日現在)