| ハムナプトラ/失われた都 |
THE MUMMY (1999)
必ずインディージョーンズのマネといわれる。悲作(;_;)
だがタイトルはTHE MUMMY(ミイラ)だ。ユニバーサル社の最初のミイラ映画となった。
日本ではミイラ再生というタイトルがついてるのが、原作。つまりリメイクである。
はっきり言ってホラーではなくコメディに近い。
残念ながら怪物というイメージから離れるという意図から製作サイドの遊びすぎが見えている。
役者はいい演技をしているが、今後どの作品に出てもその俳優達をみようという意欲が沸かない。
CGスタッフに内容遊ばされないように喝。
SF?ホラー?いいやアクション・コメディだろ。 |
☆☆☆☆
DVD
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| ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 |
ROMANCING THE STONE (1984)
「ロマンシングストーン/秘宝の谷」が1作品目です。マイケル・ダグラスの作製となってます。
こっちだけ監督はロバート・ゼメキス。役者が同じシリーズです。
キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス、ダニー・デヴィート、出演。2がヤン・デ・ボン撮影。
インディジョーンズと違い、SF要素が無い純正冒険活劇である。
父は俳優のカーク・ダグラス(スパルタカス)私はインディ・シリーズよりこっちが好きですね。
1984年作品
冒険家役はマイケル・ダグラス、「スターマン 愛・宇宙はるかに」も同時期に関ってます。
軽くファンキーユーモアがあるキャラで後々のシリアスな作品のキャラとは大分違います。
作家のヒロイン役はキャスリーン・タ−ナー。後々の作品は普通にクセのないおばさん役が似合う。
「私がウォシャウスキー」では完全主役を張ったが女ハードボイルドクライムな作品が渋すぎてコケたかもしれない。
ダニー・デヴィート「ツインズ」、「ジュニア」あの小男のコミカルキャラ。監督など色々やってる多才。
この作品のキャラも普段から災難続きです(笑)
姉が誘拐されジョーンはトレジャーマップを持ってコロンビアへ。
冒険家のジュックと会いエメラルドを巡り軍人が追ってくる。
アクシデントの連続でスコールが降ってきて崖下へ泥まみれになりながら落ちてジョーンのオマタに着地。
サボテンフォークから宝石とったら待ち構えていた軍人に横取りされてワニまみれってな懐かしい作品です。
BGMはサントラから再録してあるのかなメリハリがあってちょっと違和感。
大人のロマンは冒険だという古くさーい方に冒険魂のノリとムチャクチャなボリュームたっぷりでダイナミックを。
インディシリーズじゃ大げさすぎてニガテだし見過ぎて飽きたという方にいいんでないかな。
完成度・ヒマ潰し度・退屈度の全体バランス安定してます。 |
★
DVD
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| ナイルの宝石 |
THE JEWEL OF THE NILE (1985)
ヤン・デ・ボン撮影
1985年作品。ん?パッケージの撮影ジャン・ドボンて誰だ?(笑)
これもマイケル・ダグラス製作チームによるもの。ダグラスはプロデューサーみたいな役割かな。
監督:ルイス・ティーグ、「アリゲーター」、「クジョー」、「ネイビー・シールズ」
あのジャック、ジョーン、ラルフの3人がアフリカを舞台にまたお宝を巡る?争いに巻き込まれる。
あの冒険の後ジョーンはジャックと共に世界一周旅行をしていた。
仕事がはかどらずスランプの時に伝記を書く仕事が舞い込みアフリカへと旅立つ。
前作が「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」と同年だったので意外とヒットしたのか
オープニングからスタッフロールがオシャレになりビリー・オーシャンが歌ってる主題歌までついた。
前作はエディ・グラントの主題曲でしたからね。
舞台はアフリカといっても明らかにイスラム圏の中東かインドかエジプトみたいな感じが・・・(汗)
ラクダやら馬でゾロゾロと・・・。たしかにセリフではアフリカと言ってますが。
救世主の座を巡る陰謀と距離が遠くなった恋愛を取り戻すのがベースで本来の宝石争奪戦とは違う。
戦闘機やら戦車やら出てきて街をぶっ壊しながらうそーんと眼を疑うほど豪い事になってます。
追われて崖を上るとやっとこさアフリカ。後半に迫るほど人がもの凄く多くスケールが違ってくる。
マハラジャみたいな身分の人から協力でも受けてたのかな。
冒険としてはスリリングな要素。でも冒険物に期待しているのはこういうストーリーじゃないのよ(汗) |
★
DVD
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| サンダーアーム/龍兄虎弟 |
龍兄虎弟 THE ARMOUR OF GOD (1986)
監督:ジャッキー・チェン
神の秘法という6種の宝をめぐって、邪教集団と冒険家に扮するジャッキーが激突。
設定から面白い。撮影中、ジャッキーが頭蓋骨骨折の大ケガを負うアクシデントもあった。 |
★★★
DVD
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| ハムナプトラ2/黄金のピラミッド |
THE MUMMY RETURNS (2001)
バカ丸だしミイラ軍団。むさくるしいメンツ。生存率100%の2人。不安率0%。花1輪。
もうバラエティー丸だしだ。走る逃げる。どーせ最後に笑うのは・・・。
内容が予想できるから、なんか食って飲んで観る娯楽映画。日本語だとミイラ2なのね(笑)
日本の3DCGユーザーもこういうのならポンポン作って日本映画に出来る日も近いか?
リメイクされた猿の惑星と比べるとミイラの惑星って感じでしょうか。こんなことする神官は困る(爆)
ということで、
「The Scorpion King」の宣伝も兼ねた本作THE MUMMY 2。
前回より見せ場が多く格段にスケールがパワーアップしている。
コメディーですね。最初のスコーピオンキングが出てくると思えば本編のではバケモノじゃんっ(爆)
なんかのRPGゲームに見えないこともないか。現地のピグミーミイラから神秘性がコメディになった(爆)
イムホテップはまだ力を奪われ、永遠の恋人の浅い愛に裏切られ、絶望して奈落に落ちていく。
ということは3は無い?とはいえないだろうな。神の兵士も出てくるとなると神自らの封印も解かれることはあるか?
ロンドンだけに2階建バスが登場するのはいい感じに仕上ってた。飛行船のジェット噴射はいいのか?(爆)
サイや、カタールなどの武器が非常にいい画を創ってる。DVDの特典はトップレベル。またネタバレの字幕解説がよい。
また「The Scorpion King」主演のザ・ロックはプロレス界のスーパースター。アフリカ系の血筋である。
これは今作とブッキングのように見えるがTHE MUMMYのシリーズではない別物である。
映画THE MUMMY製作側のコンセプトはコメディ&ホラー&アクションらしい。
今作の惜しい所はザ・ロックを模ったラストシーンのスコーピオンキングのCGがいかにもという感じだった。
CG処理をするILM社の技法は過去に例えるなら「アルゴ探検隊の大冒険」等の冒険活劇で人形のコマ撮りをした
レイ・ハリー・ハウゼン氏の手法が今の映画界の3D・CG手法といえる。
前作もってるのですが、ツイン・パック買いました。
特典はデスクトップ・デジタルカレンダー。
「ハムナプトラ3」は、
死者の書で甦ったベニーがミイラ軍団に加担しオコーネルに反撃。
しかしドミノ倒しでオツ!
なんてストーリーがあるわけないが、とにかく製作を期待したい。
やるならクレオパトラでも引っ張りださないと無理だろうなぁ。 |
★★?
DVD
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| アマゾンズ黄金伝説 |
GOLD OF THE AMAZON WOMEN (1978)
物語は「シー/炎の女」に似てます。
現代のビル群にいきなり弓を持ったアマゾネスが登場。
黄金を巡る争いに主人公は女だけの部族達に協力することになる。
さすがマーク・L・レスター実にホメるとこがありません(爆)見所がなくて2倍はダルい。
『恐竜100万年』や『炎の女』を見習ってほしい。
出演:ボー・スヴェンソン、アニタ・エクバーグ、ドナルド・プレザンス、リチャード・ロマナス
主人公ジェイソン役のボーだけ活躍が伸びませんでした。
物語重視なんでお色気シーンはありませんよ(笑) |
☆?
DVD
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| インディ・ジョーンズ |
出演:ハリソン・フォード
アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズBOX
「インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」
「インディ・ジョーンズ ボーナス・ディスク」
アクションアドベンチャーの王道 ユーモアたっぷりの手本。
ルーカスフィルムTHXの技術で鮮明な映像
冒険活劇と争奪戦 TVの吹替えしか知らない人にもいいでしょう。
1作目はパンドラの箱ともいえる櫃をめぐる攻防。
ヘビのたまり場と骸骨でギャーとゴロゴロころがってくる岩の玉。
棺を開けたラストはダン・オバノン作品並の迫力があり印象深いですね。
カゴごと運ばれた女性を追ってマシンガンで追払われて建物の影に隠れる所の現地の人楽しそうだわ(笑)
2作目は寺院での脱出劇。
TVではもう見飽きたぁ(笑)ってなぐらい知名度高いですが心臓抜取り、トロッコシーンとやっぱり猿の脳味噌。
3作目は聖杯をめぐる攻防。
ヘビ嫌いになった理由もここにあり。ショーン・コネリー演じる父親の存在で物語のクセのある感じが強いです。
モミクチャに押出されて総統からサインをもらってしまうシーン(少し合成っぽい違和感あり)や
聖なる水で急激に精気を奪われコナゴナになる所と、騎士が手を振る所などのラスト。
場所が二転三転もするので目玉になる場面の印象は少ない。そのかわり1作目並にユーモアが多い。
字幕の漢字のひらがなルビの分字幕2列目が途切れてワイドやプラズマには合わないのが気になる。
もうスペクタクルアドベンチャーといえる作品ですね(^^)
まぁ娯楽でもヒトラーの顔は見たくない。
ペトラ (Petra) ヨルダンの建造物が3作目のロケ地です。
RAIDERS OF THE LOST ARK (1981)
INDIANA JONES AND THE RAIDERS OF THE LOST ARK
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 (1981) シリーズ第1作
INDIANA JONES AND THE TEMPLE OF DOOM (1984)
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 (1984) シリーズ第2作
INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE (1989)
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 (1989) シリーズ第3作
INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL (2008)
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 (2008) シリーズ第4作
THE YOUNG INDIANA JONES CHRONICLES (1992〜1993)
インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険 (1992〜1993) TVシリーズ
ハリソン・フォードという名前はデビューする前に映画界の俳優の名前で既に使われていたらしい。 |

DVD
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| トゥームレイダー2 |
LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE (2003)
監督ヤン・デ・ボン
伝説のパンドラの箱をマッド・サイエンティストであるライス博士の手から守るために主人公が奮闘する。
ストーリーの割に何がなんだか見ていてわからなくなってきますが。結構適当です。
ストーリーが神話絡みなので2作目から見ました。
色々なスタントや映画に使われている手法が数多く見れます。
映画というよりはコミックや007に似てますかね。
ドラマとしてはムードを無くしていて全然ダメなのでラブシーンは要らなかったかも。
変な怪物やら出てくる。
アンジェリーナ・ジョリー演じるララ・クラフトが何者かこの作品ではよくわからんです。
アクションが見所なんでしょうけど、香港映画にまだ追いついてないですね監督の技量。
まぁいいんじゃない? |
★★
DVD
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| エル・コロナド 秘境の神殿 |
CORONADO (2003)
アクション・アドベンチャーというより改革映画
やたらヘリが飛ぶ光景が多い。滝からヘリが飛ぶシーンは物理的に可能か疑問だ(笑)
ちなみにインディーシリーズやトゥームレイダーのようなものではない。
吹替えもあるのでTV放送のような感覚で見れる内容。
爆破シーンも多いが刺激を求めている人にはそれだけではもの足りないかもしれない。
ドラマの中の内容をよく把握しながらストーリーを感じるしかない。
地上波だとなんとなく木曜洋画劇場系のラインナップという所。特撮シーンはオススメ。 |
★
DVD
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| ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝 |
KING SOLOMON'S MINES (1985)
1985年作品 原作:H・R・ハガード、製作:メナハム・ゴーラン
出演:リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン
巨大な壺に野菜と一緒に茹でられてゴロゴロ転がるって賑やかな内容で懐かしい作品です。
ラストは沼底からドラゴンの頭が出てきて宝石食ったやつを食っちゃう。
ウンボボ部族の長でしたって。アラン・クウォーターメインとジェシーはちゃっかり宝石をゲット。
クウォーターメインの帽子にヒゲとジェシーの短パン太ももは完璧っしょ。(ん?)
映像クッキリ。ちょっとしたティータイムのくつろぎ。漫画のような展開。
<キング・ソロモンの秘宝2 幻の黄金都市を求めて>も同じキャスト同年。
黄金のライオンと白い蛮族。「炎の女」と舞台が似てるけどね。 |
★★?
DVD
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| キング・ソロモンの秘宝2 |
ALLAN QUATERMAIN AND THE LOST CITY OF GOLD (1986)
出演:リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン
前回に引き続きの2人と斧使いと胡散臭くて役に立たない僧侶。
中盤からクォーターメインの弟の居る白い楽園へ辿り着き黄金でドタバタ。
H・R・ハガード原作を軽く現代風に脚色した程度。
洞窟を抜けた先の都には祭壇に女2人と男1人という過去にハマー社がやった構図もある。
ジェシーは活躍の場が殆ど無いので存在は薄い。
侵入者を防ぐカラクリで地面が割れて落ちそうになり
半生のガイコツがズコーンと出てきてその頭の皮がズル剥けるのがちょっとホラー。
最後は都を奪還しようとした司祭が純金の像になってしまう。
前回よりはネタが多い。結構ノリを音楽で誤魔化しているのもミソ。
ハリソン・フォード、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ILM系に飽きて嫌気が差した口なら適度。
昼間のロードショーでも見れるしテンポも仰々しくないので疲れない。
リチャード・チェンバレンのちょっと無精髭が魅力的。
そうだなぁ「クロコダイル・ダンディー」に近い存在感の持ち味がある。
この作品の愛着で勝っている部分はそれが一番強い。
シャロン・ストーンは妖艶でキツイ女というイメージが強いのでそういう役柄が多い後期の作品は好きではない。
シリアスなサスペンススリラーばっかりで殆ど見る事も無い。杉本彩と同じ位置付かな。
名前と顔は先行しているが逆にファンがつきにくいだろうし事実ヒット作からも遠ざかっている。
「トータル・リコール」でボコボコに戦って眉間に一発。あれはイヤな女を適役でやったので面白い。
元気で小悪魔的な少女という面影を感じるのもメイクやファッション次第。
「エイリアン」のシガーニー・ウィーヴァー並の役ができるはずなのでそちらの方面に期待している。
「キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて」 |
★★?
DVD
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| キング・ソロモンの秘宝 |
KING SOLOMON'S MINES (2004)
出演:パトリック・スウェイジ、「ゴースト ニューヨークの幻」
H・R・ハガードの『ソロモン王の洞窟』
非常にくそ真面目な人物達のシリアスな作品。パトリック・スウェイジが渋すぎる(汗)
おふざけ路線はまったくないので小説の中身を味わいたい玄人向け。
ホールマークシリーズ。(TVM) |
★
DVD
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| トゥームレイダー |
TOMB RAIDER
LARA CROFT: TOMB RAIDER (2001)
監督:サイモン・ウェスト
製作:ローレンス・ゴードン、ロイド・レヴィン、コリン・ウィルソン
製作総指揮:ジェレミー・ヒース=スミス
TV放送のはあの部分吹替えが違いましたね。
映像のテンポが早いため何見てたんだか分からなかったという感じですね。
極力無駄なシーンを飛ばして継ぎ接ぎ編集にも思えるが作品のムード作りという単純な事をやってない。
「マトリックス」のバトルシーンのノリのまま強引に進む感じに非常に似ている音楽も含めてアメコミ感覚。
最後の振り向いての二丁拳銃は普段見せない表情で別人に見えすぎで違和感が残った。
この手の作品は好き嫌いがはっきりする。
ゆとりが無く目が回って関心も薄れたので殆ど画面から目をそらしてしまう。
なんのお宝を狙うのかさえさっぱり説明があったようには思えないほど映像の断片しか記憶に無い。
折角のセットやギミックキャラがもったいない。
しかも印象が薄くみんな何者かも分からんかった・・・気負いすぎて物語作りのツメ甘すぎ。
どこの馬の骨かも分からないみたいな性格だけ冷血な男の悪役キャラと手下のザコもいらん。
元のゲームイメージがブチ壊れるなら仕方ないにしても、なんかムズムズして満足しねぇなぁと思う。
監督が変ってもまったく変んないと思う。集約しすぎて関心を示すネタがないもん。
製作側が2も担当しているのでドラッグみたいな逆に見れない作品に製作チームの感性を疑うが。
文句は言いたくないがしっかり言っておこう。二度も見たいとは思わない。(TV含めて見てるが)
まぁとにかく新作が出たとしてもバランスが悪いので敬遠してしまう。あたしゃダルくて眠くなるよ。
感想は味の無い炭酸水。
小ネタ・親子競演
「チャンプ」の父ちゃんジョン・ヴォイトが娘でもあるアンジェリーナ・ジョリーが演じるララの父親役。 |
★★
DVD
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| パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち |
PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL (2003)
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム
海賊船ブラックパールが港や町を襲う。アステカ金貨にかけられた不死の呪い。
1枚の金貨と呪いをかけた者の血でもって肉体と五感を取戻せる。
海賊にエリザベスをさらわれたウィルはジャックと共に海賊を追う。
サウンドがとにかくうるさい。「ハムナプトラ」並のガイコツ軍団。頭のイカレた船長。
七つの海をまたにかけるシンドバッドのような物語ではないけど、スペクタクルな続編でもやってほしいかな。
町が襲われて子供が泣いてるシーンはなんだかなぁ。
ジョニーデップも総取できる範囲はここまで。これ以上の演技のある役はもうないと思うほど。活劇映画。
「ヨーホー」 |
★★★
DVD
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| パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト |
PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST (2006)
2-Disc・スペシャル・エディション
ウィルとエリザベスを巻き込みジャック・スパロウ再び。
幽霊船長から死者の箱の鍵を手に入れろ。
巨大なタコのクラーケンが船を真っ二つにへし折る。牙だらけの口でパックリ食べられてしまったり。
ウィルの何とか靴の紐とかいうオヤジが元に戻っていたような。
フジツボだらけの怪物達はかなり気色悪い。ブタといいタコといい汚物インパクトの強さに頼って汚くて困る。
船でオルガンというのは別作品からのモチーフだけど懐かしい。
タコの海賊船長とシュモクザメ、フジツボ系とか、最初の顔無しがよく分からない。生牡蠣ぽかった。
壁にめり込んでいたのは・・・動き出した時に脳味噌外れていたような気がする・・・。
「ヴァン・ヘルシング」の怪物のネタをやった担当者でもいるのだろうか。
最初の頃の酋長場面からスタントシーンと合成が目玉。果物がやたら大きい。
派手さもありながら活劇重視で落ち着いた感じもあり。150分でも長いという気がしないし部分的にTVM調に近い。
映像は淡々として一本調子、慣れているので今後は物語の工夫勝負になりそう。
脈絡も無い事で強引な絡みが進む。物語から味わう刺激が今後どうなるか。
主人公のジャック・スパロウは酔っ払い。 |
★★★
DVD
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| レジェンド・オブ・タイタンズ |
THE FALLEN ONES (2005)
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、ロバート・ワグナー、クリステン・ミラー
巨人のミイラが発掘された後、堕天使アモンが巨人の完全復活を成し遂げて世界を支配しようと企む。
崇拝者が操る作り物の巨人や、巨人のミイラも復活し暴れる。人間サイズのミイラも数体。
堕天使アモンは肉体から離れてゴースト化もする。
冒頭の人間の巨人は減点材料。骨の成長説明やらミイラにする工程を描くなら仕方も無い。 |
★
DVD
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| ツタン・カーメンの秘宝 |
THE CURSE OF KING TUT'S TOMB (2006)
ホールマーク製作のTVM
監督:ラッセル・マルケイ、製作総指揮:ラリー・レビンソン、ロバート・ハルミJr、脚本デビッド・ティッチャー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン
EPISODE1:失われた王宮
EPISODE2:太陽の王子
過去に邪神セトと戦ったツタンカーメン王子。
1922年、4つのエメラルドの石版を巡りダニー・フレモントは残る石版がある王の墓を探していた。
その墓が発掘され秘密結社によって蘇った魔物。ペストが広がるように町の人々は腐敗の渦の中で混乱する。
秘密結社を乗っ取ったシンクレアはセトと同化しフレモント達を追う。
地下迷宮から火の玉が降り注ぐ冥界に降り立ち、そこで眠る王子を蘇らす。
細かく描きすぎなので思ったよりテンションの良いアドベンチャーにはなっていない。
CGは多く使われ主に効果や邪神セトに使われている。
鉄の羽を持ち剣と光線で戦う若々しきツタンカーメン。
さすが太陽の子だけあり邪神セトにあっけない最後を食らわした。
歴史があるべき姿に戻り一緒に戦った仲間も別人になっていた。
フレモントは詳細を記した物をカーターに手渡し女性とその場を後にする。
”世紀の発見! ツタンカーメンの墓発掘される”という見出しの紙面が発行され、
ハワード・カーターが墓を発見した事が明らかになる。小洒落た演出で最後を締め括る。
邪神vs勇者ツタンカーメンは見たかった話なのでそこそこ満足。 |
★
DVD
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| ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 |
THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR (2008)
青年になったアレックスが兵馬俑の皇帝ミイラを掘り起こす。
現在の軍隊によって復活した皇帝。
オコーネル達が皇帝を追ってまで倒す切実な理由が無い。その強引な展開が憎めない。
ハリウッドのネズミも活躍。
変身もするが自然を操る超能力は変らない。
オコーネルの息子は青年になったが出番早々女好きとあって違和感。
夫人は品の無いセリフも言うのでどうかしている。夫人役だけ交代している。
覆面装束が出てきたら女だったというパターンはさすがに飽きている。
前回よりも派手だが見ていて疲れる割合も高くなっている。
映像スケールは作品独特だが今回は冒頭から加速。省略が多く余裕がない。
皇帝の災難。
呪われた体を不死身の体に戻し、兵士を蘇らせるため早々と逃げるはめに。
皇帝の兵士が復活。敵対兵士が復活。
敵対兵士を葬ろうとする所を阻止され肉弾戦。皇帝を殺せる短剣で刺される。
空を飛ぶ怪物にまで変身できる能力は謎。
アトラクションを楽しむ作品。ストーリーを細かく説明する必要も無い感じ。
アメコミの表情や動きをする大きな怪物にも少し飽きてきた。
このままだとミイラの地域探しになってしまい続編を待望する理由が無くなる。
ミイラも骸骨の軍団なのでこれ以上どうすることもできないので限界が見えている。
普通なら恐竜の化石くらいしか話が残ってないが、それだとリアルに考えすぎ。
この作品の世界が架空の物語だという映画の原点に戻れば話は終わらない。
派手な映像やスケール以外の部分が減らされる一方なのでハードルの難易度が高くなる。
映像へのチャレンジを詰めても作品への心理面が追いつかない。
何事も程よい距離感が心地良い。
ここまでのセンスだと宇宙人のミイラや恐竜のミイラや魚のミイラまで登場するのではと思ったり。
クレオパトラなど女王のミイラでもいいけど。 |
★★
DVD
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