| 吼えろ鉄拳 |
(1981)
監督:鈴木則文
出演:真田広之、志穂美悦子、アブドーラ・ザ・ブッチャー、千葉真一、成田三樹夫
テキサスで暮らしていた日野原譲次は父の死の間際に真実を知らされる。
非業の死を遂げた兄、盲目の姉。そしてダイヤのシバの宝石を巡る攻防。
響謙次の前に国際警察の麻薬Gメン大刀川が現れ、あとはまかせろと言うが響謙次は敵陣に乗り込む。
カラテスタイル。
常にペットのリスザルが肩に乗っている。珍しくマンガチックなコメディが散りばめられている。
冒頭から揺れるビキニが外れおっぱいのスローモーション、
ここで主人公が超能力の設定なら似合うんですが。
水の中にドッポン、お皿山積み大食い、
自転車の一人乗り、二人乗り、三人乗り、四人乗りが追いかけてくる、セーラー服が僧侶の服に変身、
ゴミ箱や電柱に激突してしまって固まったり、追いかけてくる連中が水にダイブして頭が埋まってしまうなど。
プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーは味方で序盤だけに出てくる。
強引なバタフライでワイヤーが見えていてしかも2連発はちょっと珍事に等しい。
敵を追うタイミングでどうしてそこに馬が!?
千葉アクション作品は悪役を巧みに使って主人公を盛り上げている。
ストーリー展開は期待できる感じで見やすい。
姉のほうが盲目のカラテ名人という設定。 |
★★
DVD
|
| スケバン刑事 |
(1987)
原作:和田慎二
出演:南野陽子、相楽晴子、吉沢秋絵、浅香唯、大西結花、中村由真、
坂上忍、早乙女詩織、杉本哲太、蟹江敬三、長門広之、伊武雅刀
劇場版二代目。後日談。
原作漫画は色彩が無いため思ったよりダークなイメージ。
テレビシリーズは投げ方や倒し方の変化が多いですが、劇場版だけヨーヨーと投げ方が特殊。
土佐弁や口上、桜の代紋でポーズを決めるのもお約束。爆発シーンや音楽が派手な作品。
「なんの因果かマッポの手先、おまんら許さんぜよ」というセリフはありません。
鉄仮面はテレビシリーズの冒頭だけなのでその場面はありません。
北斗の拳のジャギの鉄仮面と似てますが、そこはスルーします。
エンドロールや主題歌挿入歌の数々は青春の1ページも感じさせる。
忠誠を誓う強力な兵士の養成。孤島の学園という設定でなければもっとシリアスが増していた。
燃えよドラゴンを彷彿とするアイアンクロー&ターミネーターという真実。
ここまできたら驚きません。どんどんやっちゃってください。
三代目の2人の仲間は友情出演ぽくラストに登場する。
セガのゲームソフトは持ってます。
テレビシリーズ「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」サブタイトルが凄い。
原作マンガは暗いんですよね。音楽は無いし。女性向けけだし。
「スケバン刑事」シリーズは不良のスケバンというような印象ではありません。お間違いなく。
「鍋焼きうどん」
テレビシリーズ
スケバン刑事(放映:1985年、主演:斉藤由貴)
スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説(放映:1985年 - 1986年、主演:南野陽子)
スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇(放映:1986年 - 1987年、主演:浅香唯)
映画
スケバン刑事 (公開:1987年、テレビシリーズ『II』の後日談的作品)
スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲 (公開:1988年、テレビシリーズ『III』の劇場版)
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ(公開:2006年、主演:松浦亜弥) |
★★
DVD
|
| スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲 |
(1988)
出演:浅香唯、大西結花、中村由真、豊原功補、藤代美奈子、小沢和義、京本政樹、萩原流行、長門広之
劇場版三代目。後日談。
活発なイメージ。風魔忍者の末裔だが劇場版はそれを感じさせない。
テレビシリーズに近いテンポと構成。主な活躍は主人公1人。
元々が仮面ライダーなどの特撮ヒーローのテンポと似たようなもの。
青年治安局。統率されたヨーヨー部隊。またもやコッテコテです。
あのーその設定がなんだか「狙われた学園」の角川映画臭いんですよ。
基本的にこういうパターンは「ねらわれた学園」を思い出してしまいます。
特電映像ではメイキング以外に何か歌ってますけど、ザ・ベストテンの中継やレコーディングなど。
前作のメイキングもあれだけど卒業記念という感じ。
キスシーンに行くか?なんてシーンもありますけど、ヒロイン物では確実にパニック必至。
見ていたのは主人公たちより年下の男子が多かったので。一線越えたら気分は断崖絶壁です(笑)
東映アクションはこの作品でも爆発はするし水の中にドボンだし。筋肉痛と風邪は覚悟の上という感じ。
これだけの大掛かりな製作風景でも、完成後はこのくらいですから思っていたより大変そう。
テレビシリーズの1作目2作目3作目とシリーズを比べるとライトになっていった。
キャラクターの外見や活用に左右されている部分も大きい。
今考えるとシリーズ化になるくらいなのに1作目を劇場版にしなかったのは何ででしょうね。
まぁ、大風呂敷な劇場版よりテレビシリーズのほうを見ないとしっくりこない感じでもあります。
様々な作品で不良路線などありますが、見てるからといって別にヤンキーでも不良でもないです。
何この世界という感じで見てただけですから偏見は別に無いです。
架空の作品のキャラクターでしかないので。
それにこの作品は刑事物ジャンルとして認識してますし。
テレビシリーズ「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」こっちもサブタイトルが凄い。
テレビと劇場版の音楽は新田一郎。
テンポは仮面ライダーBLACKや、ZOを手がけた川村栄二と似てる。
3代目は重量4倍、破壊力16倍のヨーヨー。ベアリング6個入り。
ヨーヨーやフィギュアなどはホビー雑誌のB-CLUBが特集。
B-CLUB 17 スケパン刑事 III 映画版究極のヨーヨー・唯VS翔・風間三姉妹モーション人形
B-CLUB 18 スケバン刑事 III フィギュア・海賊版ヨーヨー特集
オチが思い浮かびません・・・えーと。
「しゃからしかっ!」 |
★
DVD
|
| その男、凶暴につき |
1989年
出演:ビートたけし
映画化するほどのテーマやタイトルではなくても、やる気があれば映画化になってしまう一例。
物事の本質だけが描写されてる。
迫力は無いが不満さえ顔に出さないポーカーフェイスだけに軽々しくコミュニケーションすると危険。 |
☆☆☆
DVD
|
| マスク・オブ・ゾロ |
原作:ジョンストン・マッカレー
THE MASK OF ZORRO (1998)
監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス、アンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、スチュアート・ウィルソン
アラン・ドロン版では悪党を成敗する義賊で有名だが、
その映画が無かったら映画化にもなってなかっただろう。
主人公ゾロが去った後、女の二代目ゾロが誕生。
「レジェンド・オブ・ゾロ」 (2005)
THE LEGEND OF ZORRO
監督:マーティン・キャンベル
出演:アントニオ・バンデラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ルーファス・シーウェル
続編もあるらしい。
「アラン・ドロンのゾロ」 (1974)
ZORRO
EL ZORRO LA BELVA DEL COLORADO[伊]
監督:ドゥッチオ・テッサリ
出演:アラン・ドロン、オッタヴィア・ピッコロ、スタンリー・ベイカー、エンツォ・セルシコ
「世にも怪奇な物語」 (1967)
HISTOIRES EXTRAORDINAIRES
第2話はアランドロン主演でのドッペルゲンガーとの対決を描く。仮面を被った影との決闘スタイルになっている。
モデルは「ゾロ」である。
つまりアラン・ドロンは1974年に「ゾロ」をする前に「ゾロ」と名が冠してないが演じていたということになってる。 |
★★★★
DVD
|