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「大魔神封印匣 魔神降臨」 MAJIN. MONSTER OF TERROR 1966年(昭和41年) 大魔神:橋本力 領主の砦建設で民が疲弊。 武神の額に鏨(たがね)が打ち込まれる。 光が阿羅羯磨(あらかつま)の武神像に乗り移り魔神が復活し動き出す。 魔神は鏨で領主を貫く。 懇願するとともに土になってしまう。 弥生時代から埴輪が作られ古墳時代に配置がされたものが出土してる。 大魔神のモデルは武装男子立像(群馬県太田市出土)東京国立博物館蔵、国宝と思われる。 またこの映画のアラカツマ信仰は民間信仰の荒吐神、アラハバキ、荒脛巾神(あらはばきがみ)とも類似してる。 このアラハバキはヤマト王権の物語を著した「東日流外三郡誌」に扱われた遮光器土偶であるものが娯楽でも広まった。 自然を操るミコは三姉妹として描かれ、それらと異なる卑弥呼は九州のみの支配。部族や神武天皇や徐福まで登場する物語。 古文書としては数百冊あり年月が浅いため史実かどうかは不明である。 年月からすると初期の創作作家の時代なので何らかの理由で出版や再販に至らなかったのかもしれないが。 論争ある場合は海外の神話のような二次創作物の材料にされないように明確にするべきである。 大魔神は土地神信仰であり使役するものではない。懇願しても無反応。 城の内部を見る巨大な顔や手は圧巻である。 魔神の目はメイクではない。充血すると危険だが俳優が苦労したエピソードは有名であるが。 ミニチュアや実物大の大魔神が制作された。 土くれとなって崩れるものは実物大のものである。 3部作とも魔神が崩れ去るシーンが印象深い。 時代劇はチャンバラ時代劇の色濃い時代。日本のSFは既にゴジラやガメラが登場していた。 タイトルの付け方はイギリスのハマープロの3大怪物映画や日本の怪獣映画そのものである。 リメイクのテレビドラマ「大魔神カノン」などは妖怪モノと組み合わせた作り。深夜放送。 |
★★ DVD |
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THE RETURN OF GIANT MAJIN (1966) 大魔神:橋本力 逃れた領民がいた場所にあった武神を爆破した後、身投げとともに魔神が復活し海が割れる。 大魔神は海岸の前で水になって崩れて消える。大魔神が消えるラストにはバリエーションがある。 |
★★ DVD |
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MAJIN STRIKES AGAIN (1966) 大魔神:橋本力 硫黄を採取する地獄谷。 大鷹が現われ、次には魔神が復活し宝剣で領主を貫く。 光が去って行く。 |
★★ DVD |
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THE WAR OF THE GARGANTUAS (1966) 監督:本多猪四郎 特技監督:円谷英二 出演:佐原健二、水野久美 1966年作品 船が大タコに襲われた後に巨大な獣人が争うのを目撃したと船員は語る。 次々と船は被害に遭い空港まで攻め人間を貪り食う。 兵器で撃退するがもう1匹の瓜二つの怪物が現れた。ヽ( ゚◇゚)ノヽ(゚◇゚ )ノ いきなり出た!という流れから物語がトントン進んでいき怪物が幾度も現れる。 パラボラ型のメーサー光線銃はもう怪獣物特撮シリーズ御馴染の放電兵器といった感じがする。 海のガイラは細胞から成長したため捕食行動を続け付近に捕食する物が無くなった為か人間を襲う。 山のサンダは人間と同じ大きさの頃から育てられている。 ガイラは身勝手で理解を示さない。制止するサンダはそれに気づかない。育った環境が違うため相反する。 こうした事で善悪の明暗がはっきり形作られている。 どうも女ばかり狙い食ったら衣服を吐き出しているため性質の悪さが伺える。 細胞分裂したらフランケンシュタインだらけになるという問題も抱える。 美女と野獣とロマンスをちらつかせる以外は怪獣物路線を貫いている。 音楽は年代も同じ大魔神3部作と似ているのは伊福部昭が同作を担当したため。 肩幅のある毛むくじゃらのゴリラ。金色のほうがサンダで目立つ。 とにかくポスターでも目立つほど双方が激突して迫力を感じる印象が高い。 フランケンシュタインと聞けばそれが怪物と連想してしまう事から怪獣物末期にありながら成功を収めた。 子供のフランケンシュタインが牛乳を飲む。参ったね。バナナを使うか使わないか製作で考えてそう。 惜しいのは怪獣の咆哮が別作品で聞きなれた恐竜物の使いまわしで人型には不向き。そして足音が無い事。 オリジナリティを付ける為にしっかり音響調整していけばより感度が上がる。 込み入った事情も無く映像で流れを把握するので頭を使う必要が無い。 落ちそうになった人間を助けるというキングコング並の優しさが直に伝わる。人類が招いた悲劇。 怪獣物は簡単な評価の優劣では測れない側面がある。 趣味の範囲で若いうちに見た方が思い出になりやすい得な部類。 「あ、ありゃなんだ」 |
★★★ DVD |
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GODZILLA VS. BIOLLANTE (1989) 平成ゴジラ第2弾。 ゴジラ細胞からビオランテ誕生、同じDNA同士のバトル。ようするに科学でバカをしでかしてるのは人間のほうです。 毎回自衛隊の最新兵器はゴジラに通用しない設定なので、自衛隊の対ゴジラ兵器・スーパーX2が通用しません。 超能力者の三枝未希という少女が登場しますが、本編では意味深なだけで間延びするので邪魔ですね。 劇中では大相撲に詳しく歌手の「デーモン小暮閣下」がそのままの名前で出演してます。 映画以外でもワイドショー番組にデーモン小暮閣下のメイク?素顔?どっちか分からないまま出演してるとびっくりしてしまいますが。 人の姿のほうが仮の姿と自称してるようですが謎めいてますです。 |
★★★ DVD |
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GODZILLA VS. DESTROYAH (1995) 過去には様々な怪獣と戦ったり宇宙人の怪獣に挑まれたり洗脳されたり大変な怪獣です。 内部が発光するバーニングゴジラになって放射能を撒き散らすという無謀な設定。 ミニラが登場していたのはあまり印象にない。 オキシジェン・デストロイヤーがデストロイアといっても ゴジラ細胞から進化を遂げた兄弟といった設定のほうがマシだったかも。 昔の怪獣映画臭さが炸裂したタイトルばかりでしたが。 正月映画の1つとして大活躍した映画。 再放送も多かった。 平成版になってからリアル。 平成ゴジラシリーズは子供向け描写に合わせた規制を撤廃したような印象である。 当初は東京で暴れる怪獣だったが、後には現われる怪獣を倒すために活躍する1980年代の昭和ゴジラシリーズが馴染み深い。 昭和ゴジラシリーズは怪獣の種類も多い。 「ウルトラマン」には「ジラース」としてゴジラのスーツアクター同様登場した経緯もある。 |
★★★ DVD |
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(1996) GAMERA 2: ADVENT OF LEGION GAMERA 2: ASSAULT OF THE LEGION[米] 勾玉で交信するという能力があるものの大して役に立たず。巫女の子孫というだけでしょうか。 古く言えば怪鳥は超音波がお約束ですが、電磁波を認識したりマイクロ波ビームを放つとか。近年の科学用語に準えた用語になってます。 ゴジラよりもガメラは優しい怪獣として描かれてる。 ゴジラシリーズほど怪獣の種類は印象に無い。類似性の差別化から増えなかったのだろう。 LD版はGAMARA DVD版はGAMMERA とスペルの綴りが異なるようです。 |
★★ DVD |
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(1999) GAMERA 3: THE AWAKENING OF IRIS GAMERA 3: REVENGE OF IRIS ガメラが偶然庇うようなことになってます。 玄武と朱雀の戦いらしいです。 古来よりの神獣としての設定。だから祠だの古臭い剣もアイテムとして用意したのでしょう。 DNAを吸収して進化する設定。 勾玉で交信するという能力の少女が再登場するものの何もない。 東の青竜、南の朱雀、西の白虎、北の玄武。五行説に中央に黄竜・麒麟。などを従えるのは無理な話です。 草野仁 「サ・ワイド」司会者 勝恵子 「サ・ワイド」女性司会者 渡辺いっけい 「ザ・ワイド」プロデューサー 小沢遼子 「サ・ワイド」コメンテーター 鷹西美佳 「今日の出来事」キャスター 松本志のぶ ウェザーキャスター これは実際のテレビ番組と司会者と出演者を映画版のためだけに設定したものですね。 渡辺いっけい 「ザ・ワイド」プロデューサーだけは架空の関係者ですが。 |
★★ DVD |
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(Godzilla)1998年 無抵抗。阿鼻叫喚。 国外版はデザインまでパラドックスなので受け入れられない。 ゴジラの卵が孵化して大量発生というのも、その速さなら他の大陸にゴジラが大量発生してるはずですが・・・それは無いようです。 これといった内容が無い。 巨大生物らしさの角度は素晴らしい。 ジャン・レノの来日や「ニキータ」や「グランブルー」のファンのタレントが暴風のように宣伝しまくりでギャップがあります。 その後ジャン・レノは鬼武者3 (2004年2月26日、PS2、PC)カプコンに出演してる。 |
★★ DVD |
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King Kong(2005) 出演:ナオミ・ワッツ リメイク映画。 水面での水浴びなどから巨大コングが美女に気を取られる。行動を共にする場面は少ない。 「キング・コング」King Kong 1933年 「コングの復讐」SON OF KONG 1933年 「キングコング」King Kong 1976年 「キングコング2」King Kong Lives 1986年 |
★★ DVD |
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| ワープ |