【アンドロイド】
その存在は与えられた使命に従って行動する。
モダンでアートな世界の住人。従順であり便利な相手。場合によっては反乱も起す。
執事やメイドという姿、案内人、管理人、機密情報を持つ者、友人や伴侶として描かれる事もある。
外観は様々。時にはジェスチャーを加え感情を表現するため違和感が無い。人に代わって作業する人工知能を備えているロボット。
半永久的だがいつかは故障したり壊れたりする儚い存在。
R.U.R. Rossum's Universal Robots
- MOVIE
「メトロポリス」 Metropolis (1927)
「地球の静止する日」 The Day the Earth Stood Still (1951)
「ロボット大襲来」 TARGET EARTH (1954)
「禁断の惑星」 Forbidden Planet (1956)
「地球侵略戦争2150」 Daleks' Invasion Earth: 2150 A.D. (1966)
「サイレント・ランニング」 Silent Running (1972)
「ウエストワールド」 Westworld (1973)
「2300年未来への旅」 Logan's Run (1976)
「スターウォーズ」 Star Wars (1977)
「エイリアン」 Alien (1979)
「ブラックホール」 The Black Hole (1979)
「スペース・サタン」 Saturn 3 (1980)
「アンドロイド」 Android (1982)
「ターミネーター」 The Terminator (1984)
「エリミネーターズ」 Eliminators (1986)
「ア・ホーマンス」 (1986)
「ショート・サーキット」 Short Circuit (1986)
「チェリー2000」 Cherry 2000 (1987)
「ロボコップ」 RoboCop (1987)
「帝都物語」 (1988)
「クラス・オブ・1999」 Class of 1999 (1990)
「肉の鑞人形」 Maschera di cera (1997)
「アンドリューNDR114」 Bicentennial Man (1999)
「A.I.」 Artificial Intelligence: AI (2001)
「アイ・ロボット」 I, Robot (2004)
- TV
「The Twilight Zone」 (1959)
「星に流された男」 Episode 7 "The Lonely"
「合成人間の家」 Episode 44 "The Lateness of the Hour"
「ロボットの歌」 Episode 100 "I Sing the Body Electric"
「おのれの影」 Episode 103 "In His Image"
「憎悪の家」 Episode 128 "Uncle Simon"
「ある改造」 Episode 137 "Number Twelve Looks Just Like You"
「鉄腕アトム」 Atom (1959)
「人造人間キカイダー」 Kikaider (1972)
「マジンガーZ」 Mazinger Z (1972) 第61話
「キューティーハニー」 Cutie Honey (1973)
「ロボット刑事」 Robot Cop (1973)
「電人ザボーガー」 Denjin Zaboger (1974)
「がんばれ!!ロボコン」 Robocon (1974)
「ジェッターマルス」 Jetter Mars (1977)
「スペースコブラ」 COBRA (1982)
ロボットというものは、ほらロボットですよと言わんばかりに壊れた部分を見せる事でショッキングを伝える。
知能だけのコンピューターではなく、頭脳、胴体、手足の役割を果たす箇所がある。人の姿を模した物もあればそうではない物もある。
役目を帯びており、どのような状況でも自己判断で行動する。
ロボットは主に作業的な役割を果たすため人型ではない場合がある。また大きさも様々あり、人が操作する事もある。
アンドロイドは見た目も大きさも人に似せている。どの作品でも重量だけ不問に等しい。
その独特の風貌と個性からマスコットキャラクターともなりやすい。
以下は定義から省く。
主に人が操作したり人工の体と入れ替える作品。
人工知能があり乗り物や兵器としての巨大ロボット。
フランケンシュタインなど生体の部位による合成の人造人間。
ヒューマノイドについては曖昧なので不問。
生身に機械部品による補助を備え付ける仕組みのサイボーグと呼ぶもの。
映像作品では機械の容貌が年月とともに進化を続け、外見、会話、動作の3つは生身の人間と変わりが無いまでになった。
しかし、これではアンドロイドという気がしないという問題点がある。
そう、人間に近づき過ぎると印象はアンドロイドを感じさせない欠点になる。そして愛着の湧くキャラクターも出ない。
能力は完璧過ぎても超人でしかない。高性能である部分と未熟な部分の双方が基本的に必要になる。
人間から与えられた役割を果たすだけ。理想と現実の狭間に存在する。
対人と敵対するような役目や、結末を現実に引き戻し理想ではないとする描き方も数多い。
また人間社会の暮らしに溶け込みすぎてアンドロイドという自覚が無い場合もある。
SFという不可能な事が可能になっている世界。考えても見てください。
彼らは人類と行動したり、時には妨げとなり惑わすような役目を担います。活躍できる状況も様々。