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SF それは未来過去現在の繋がりで決してスペースファンタジーという代名詞に留まらない。 今やスーパー・フューチャーと言っても過言ではない。 宇宙人、UFOのみがSFの元祖という認知では無くなっている。 いわゆる宇宙ステーション、衛星、ロケット等の宇宙工学というと「アポロ」計画の映画があるが、そういったものはもうSFではないといえる。 「ソラリス」になるとこれはSF扱いになる。未来から何かがやってくる「ターミネーター」のようなものもSFという扱いになる。 また過去・未来にタイムスリップするような「戦国自衛隊」や「タイム・マシン」もジャンルに入る 皆が口を揃えて代表する映画といえば「スター・ウォーズ」や「スタートレック」のような作品になるだろう。 それは異次元空間そのものに相違する。 ただ未来を舞台に戦争をSFとしてもこればかりの認識ではSFマニアにとっては堪らない憤りがある。 未来に対する憧れを感じるのでなければならない。 大砲がビーム、銃の弾が光線とか、乗物、服のデザインまでも固定化されてきたが、本質はまったく進歩していない。 設定が使い回されて物珍しく無くなってきている。 (未来には戦争しかないのか?)そんな疑問さえ浮上してきてもおかしくない。 爽快感や釘付のためにアクションバトルに頼りきり、SFはもう1人でに走り続けている。 似たような変り映えのない設定はジャンルそれぞれの本質にあるため仕方のないことだが、それを感じてしまうとアイデアが足りないともいえる。 SFミステリーよりSFアクションに傾きつつある。「未来警察」、「ブレードランナー」、「トロン」、「マトリックス」などマシンあってのSF進化を見るに、 不可解な設定より現実味を増した設定に頼らざるをえない。独創性無くしてSFは語れない変革がさらなるSFの幅を広げるだろう サイエンスフィクションの答えはもう無い 全てのジャンルの要素を吸収するブラックホールなのだ |