カンルバン   シュガー  エステート
Canlubang Sugar Estate
Gauge 3ft 6in. (1067mm)
Track length      km
Year Established 1913
マニラから高速道路を南に下るとCanlubangの出口がある。
その近くにこの製糖会社は、在った。
操業開始は1913年らしいので、フィリピンでもミンドロ島サン・ホセ、ネグロス島サン・カルロス、に次ぐ本格的製糖会社。
1993年に操業を停止した。(97年春までの資料も有る)
ゲージは近くを通ってるマニラ鉄道(現PNR)と同じ3ft6in(1067mm)で連絡線を持ち、かなり広範囲から砂糖きびを集めたらしい。


1. Mill

今は別の会社になって、鉄道の痕跡は残ってないようだが、両側の扉を支えてる柱はレールが使われてる。
その他、工場の塀や民家の塀にレールが使われてる。

2005/5


2. Railroad cross

工場入り口の近くに辛うじて1M残る線路、鉄道の存在が確認できた。

2005/5


3. Hopper Sight

工場の裏側に周ると廃墟が広がってる。
砂糖きびを積んだ貨車は、ここで砂糖きびを降ろす。
砂糖きびは右の水溜りの場所からコンベヤーで圧搾工程に運ばれる。

2004/5


4. Hopper Sight

上の写真の反対方向。
機関庫や貨車のヤードが広がってたと思うが見つけられなかった。

2005/5


5. Hopper Sight

もう1系列のHopper。
線路は道路を横断してるが、その先は残ってない。

2005/5


6.Bridge

工場から少し離れた場所に残る鉄橋。
枕木は相当朽ちて今にも壊れそうだが、住民の生活に役立ってる。

2005/5

7.Bridge

横から見ると橋は2連のガーダー橋です。
殆ど朽ちた枕木で今にも壊れそうだ。
この先は、PNRに繋がってたそうで、バタンガスからも砂糖きびが運ばれて来たそうです。
この鉄橋の場所は特定できてません。

2005/5

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