工事が始まってるフィリピン国鉄(PNR)ノースレール
The Philippines National Railways(PNR) North rail with which construction has started.
何度も工事が開始されたとアナウンスが有ったノースレールが実際に工事が始まってる。第一期工事はカロオカン(Caloocan)からマロロス(Malolos)まで。工事の資金は中国政府の援助となってる。
なお、2008年10月現在、契約問題からノースレールプロジェクトは中止してる。

このページの作成にはMOTOさんの協力をいただきました。有難うございます。

ノースレールの駅名は不明だが現在運休中(廃線?)のフィリピン国鉄(PNR)北方線の駅を踏襲した。駅名については、不明な部分が多いが、米軍時刻表List of Philippine National Railways stations、グーグルアースを参考にした。
TutubanからCaloocan工場までは、現在使用されてるので工事区間は実質的にCaloocanからMalolos。

Caloocan駅

工事用資材、重機等が搬入されてる。オレンジの安全表示板は中国語と英語が書かれてる。
左側には駅舎が見える。

2007/11 Caloocan

工事看板

フィリピン各地で見慣れた看板だが、日の丸でなく中国国旗が表示されてる。
写真の車両は、良いデザイン、実際は日本から無償援助された12系の可能性が高い。

2007/11 Caloocan

Valenzuela駅

レンガ造りの小さな駅舎で工事用詰め所となってた。マッカーサーハイウェー沿いに在る。

2007/11  Valenzuela

駅舎

列車が来なくなってからPNPが使用してたらしくPNPの看板が表記されてる。元のレンガ色のほうが趣が良いと思います。

2007/11  Valenzuela

Valenzuela駅

重機やセメントサイロが作られ工事が始まってる。

2007/11  Valenzuela

Meycauayan駅名看板

Tutubanから15.01キロ。
以前はちゃんと表示されてたそうですが、駅舎の穴を塞ぐ板にされてた。残ってるだけで良しとする。

2007/11 Meycauayan

Meycauayan駅名看板

もう一つの看板。窓口を塞ぐ為に使われてる。
San Fernando U.から250.72キロメートル、北方線の全長は265.73キロメートル。

2007/11 Meycauayan

Meycauayan駅舎

最初はレンガ造りの平屋だったのか、2階は木造で明らかに増築したように見える。
ここは、かなり用地が広かった。

2007/11 Meycauayan

工事看板

かなり色褪せ工事開始まで時間がかかった事を物語ってる。
2007/11 Meycauayan

Guiguinto付近

マッカーサーハイウエーの下を通る線路跡。
以前ここも家がギッシリ建ち並んでたそうです。

2007/11 Guiguinto

Malolos駅名看板

マニラから37.14キロメートル。
私のサイトでは、「マニラ〜ダグパン間の一部45キロが開業」と記してる。37.14キロメートルが正しい長さでしょう。

2003/11 Malolos
写真 tamaさん

Malolos駅舎

フィリピン国鉄(PNR)の前身イギリス資本Manila Railway Co. Ltd.が1891年3月24日マニラ〜マロロス間をフィリピン初の鉄道開業した時の由緒ある建物。日本なら歴史的建物で大事にされるがフィリピンではどんな運命が待ってるのか。

2003/11 Malolos
写真 tamaさん

工事が始まる前のMOTOさんの写真

Malolos駅

Malolos駅の工事現場は、仮囲いで塞がれ工事現場に入れなかった。
セメントサイロの右に駅舎が小さく見える。

2007/11 Malolos

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