テニス WTAツアー・チャンピオンシップ | ||||||||||||
WTA Tour Championships について | ||||||||||||
女子テニスの一年を締めくくる大会がWTAツアーチャンピオンシップです。大会直前に発表されるランキングの上位8選手が出場でき、毎年11月中旬にロサンゼルスのStaples
Centerで開催されています。2004年の賞金総額が3億円、優勝賞金1億円と賞金額ではUS Openと肩を並べる大きな大会です。 この大会は、リーグ戦+決勝トーナメント形式を採用しており、トップ選手同士のレベルの高い試合を、さまざまな組み合わせで観戦できるのが特徴です。コートサイドシートで$60くらいとチケットの金額は思ったより安く、トップ選手のプレーを間近でみることができます。 |
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2004年出場選手と観戦記 | ||||||||||||
2004年は11月10日(水)〜15日(月)の6日間の日程で開催されました。今回エントリーした8選手のうち5選手がロシア勢でした。今年のロシア選手の台頭を見事に反映したカードとなりました。私たちとしては、Venus WilliamsやJeniffer Capriatiなどのアメリカ人の有名選手を見られなかったのが残念でした。 決勝戦は、Maria Sharapova 対 Serena William となりました。セリーナが途中で負傷したため、試合内容は不完全燃焼でしたが、大会主催者側としては一番いいカードになったのではないでしょうか。結果はシャラポバが、4-6、6-2、6-4 で優勝を果たしました。 |
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予選リーグの組み合わせ。赤組と黒組に分かれています。 |
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Amelie Mauresmo vs. Vera Zvonareva | ||||||||||||
マウレスモが余裕で 6-1、6-0でズボナレバを倒しました。 マウレスモの攻撃的なプレースタイルが気に入っています。女子に珍しく、オープンスタンスで打ちまくるフォアハンドと強烈な片手バックハンドが魅力的です。 |
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Maria Sharapova vs. Svetlana Kuznetsova | ||||||||||||
シャラポバがUSオープンの覇者クズネツォバを6-1、6-4のストレートで下しました。 モデル並みのスタイルと美貌で話題が先行しているシャラポバですが、ウィンブルドンを制しただけのことはありました。 まだプレーに若さが見られますが、長身を活かしたサーブやストロークにはやはりパワーがあります。今後、安定したプレーと戦術を身に着ければ、チャンピオンの座に君臨できる可能性は十分にありそうです。 |
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Serena Williams vs. Elena Dementieva | ||||||||||||
またまたセリーナ・ウイリアムスが奇抜なファッションで登場してくれました。最近はユニフォームというかコスチュームで楽しませてくれます。 ウイリアム姉妹は今はフロリダ・マイアミに住んでいますが、出身地はここロサンゼルスです。会場でも大人気で、私たちの前に座っていた黒人の人たちはいいプレーが出るたびに立ち上がって声援を送っていました。 試合は競りましたが、7-6、7-5のストレート勝ちでした。 |