油脂性基剤を用いて、直腸温で溶けるよう融点を36.5℃に設定されておりますので、保管の温度管理が品質保持の点で非常に重要です。
坐剤は30℃付近で軟化をし始め、直腸温付近んで大半が液状となります。この温度領域に保管されたのち、再び温度が下がった場合、固化しますが液体から固体へと状態が変化する際、基剤成分の体積の収縮率の違いがひびや割れ等の原因となることがあります。
また、40℃では完全に液状となり流動性を帯びますので、正しい置き方をしないとアルミ包装内上部の空気の移動が起こり、この状態で温度が下がり再び固まると、先端や中央部が欠けたような変形のほか、ひびや割れを生じることがあります。
なお、冷凍庫など0℃以下の低温に保管された場合も、まれにひびや割れ等の原因となることがあります。
このようなひびや割れ、変形を防ぐ目的から、外箱や添付文書への表示マークにより注意喚起を行っております。
充分ご理解頂き、正しく保管して下さい。
★こちらの商品は医薬品です。説明書をよくお読みいただいた上で、それに従い適切に使用してください。
|