1987年に「原色新菌類図鑑(T)」に学名=アガリクス・ブラゼイ・ムリル、
和名=ヒメマツタケ、一名=カワリハラタケとして収載され、正式和名として、
ヒメ(姫)マツタケの名前が確立されました。
分類学上は同一のキノコであっても、「種」や「起源」が異なったり、キノコの生育環境の違いでその含有量に大差がでてきます。
例えば、分類学上では同じマツタケにもかかわらず、中国産、韓国産、カナダ産、国内産では「香り」の面でも大きく違います。
<子実体と菌糸体とは?>
キノコ類は、通常私たちが食べているカサと柄の部分にあたる
子実体と根の部分にあたる菌糸体から構成されています。
姫マツタケ(岩出101株)の子実体には、β-(1→6)-D-グルカンを
はじめ、数種類の多糖体が含まれています。
菌糸体には、他のキノコには未だ発見されていない成分で
β-グルカンのひとつであるグルコマンナン多糖体が多く含まれています。
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