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imac修理!!part1
(分解編)

知人からimac修理を依頼されました。それにしてもマックを触るのは初めて。
とはいえパソコンの基本は同じだろうと軽く修理を引き受けてしまいました〜。

ブラウン管周りを触るので注意が必要!!(くれぐれも自己責任で)
このPC、2001年購入のiMacDV。
iMacには前期型と後期型に大別されるようです。
このiMacは後期型。

不具合の症状:
スイッチを押してもまったく起動しません。
叩くと再起動していたそうですが・・・今はまったく動きません。
とりあえず私はマック素人。
そこでインターネットを使ってマック分解の手順を探すと・・・・・
ありますあります、たくさん記述してあります。
ついでに不具合の事例も探してみました。
これによると後期型はスイッチのICが壊れる事例が多いようです。
番号の順番に取り外しを行います。
見えないところにビスが隠れているので注意が必要です。
@の取り外し。
赤丸部分のビスを外すと下側が外れます。
Aの取り外し。
下側のビス2本で外れます。
Bの取り外し。
ビスが見えないようにカバーがしてあります。
これがマックのこだわりなのですかね〜。
すごい。
ロジックボード。
赤丸部分(内臓電池上部)にJ9という表示があります。
pin1の電圧をテスターで測定すると・・電圧0。
正常なPCだと電源OFF時でもコンセントにつないであれば5Vの電圧がきてるそうな。
これはICの故障のようです。
左の青丸がIC。
右側の赤丸部分がフライバックトランス。

前期型のマックはこのフライバックトランスの故障が多かったようです。
後期モデルは故障はあまりないと言うことらしいです。
ICを外すにはブラウン管を外さなければ行けません。
それにはたくさんのコネクタを外す必要があります。
フライバックトランスから伸びている配線をブラウン管から外します。
電源を切ってもしばらく電気が帯電しているので注意が必要です。
インターネット記述を読むと感電した方もいるようです。
今回場合、電圧がブラウン管にかかってないようで静電気も発生してませんでした。
ブラウン管裏に取り付けてあるビデオボード。
こんなに配線があります。
今回の分解はここまでです。次回はICの取り付けを行います。
それにしてもiMacって美術品のようです。デザインに回路が合わせているって感じです。
マウスやキーボードの質感は非常に高いです。
こだわっているんですね〜。
くどいですが、ここに記載した事項を実行される場合は、あくまでも個人の責任で行ってください。
また、これによる故障、破損等が発生した場合も当方は一切責任を負いかねます。
PART2に続く
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