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(1990) FRANKENSTEIN UNBOUND ROGER CORMAN'S FRANKENSTEIN UNBOUND 制作国 アメリカ 監督:ロジャー・コーマン 出演:ジョン・ハート、ラウル・ジュリア、ブリジット・フォンダ ジョン・ハートの強引な人物像の役柄がかなり光っている。 タイムスリップした時代にメアリー・シェリーが登場したり。 本人にまだ完成してない原稿見せたり、ナイト・ライダーのKITTみたいな会話をする車も出たりと奇抜。 ラストは創造物であるフランケンシュタイン博士の怪物が巨大な機械の創造主になる。 補足「エレファントマン」」「ハリー・ポッターと賢者の石」と業界では長く活躍している。 ジョン・ハートは個性的な魅力がある。科学者やベテラン刑事など任せれば間違い無い。 イギリス人独特の顔立ちも秘めている魅力を感じさせる。 古典から手掛けているコーマンが監督という点も光る。SFXや特殊効果も良い。 |
★★★ |
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(1985) BIGGLES BIGGLES: ADVENTURES IN TIME 制作国 イギリス 監督:ジョン・ハフ 出演:ニール・ディクソン、アレックス・ハイド=ホワイト、ピーター・カッシング、 フィオナ・ハッチソン、ウィリアム・フットキンス、マイケル・シベリー、ジェームズ・サクソン 初期タイムスリップ映画にしてはタイムスリップする回数も多い。とてもノリのいい映画 イギリス映画:監督ジョン・ハフ タイムスリップものの映画では好きな映画です。 ドイツ軍の破壊光線のアレです。「フィラデルフィア・エクスペリメント」より評価高い。 またピーター・カッシングもいい役処でひょこっと出ていると補足しておこう。 |
★★★? |
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(1989) 秦俑 古今大戦秦俑情 A TERRA-COTTA WARRIOR 監督:チン・シウトン 出演:チャン・イーモウ、コン・リー 1989年、中国・香港作品 チン・シウトン監督(程小東) この俳優さんは有名ですね。監督もするし。 始皇帝の側近の武将が現代に甦る。悪人を懲らしめ、愛もあり、感動もある。 チャン・イーモウとコン・リーといえば御馴染。 不老不死を望む始皇帝により、蓬莱にあるという薬を求めて、 蒙天放をその指揮官にし500人の乙女を乗せた船を蓬莱へ派遣する。 蒙は乙女の中にいた冬児と恋に落ちるが、 二人は不義密通の咎めを受け、冬児は火刑に、蒙は人身御供の秦俑にされる。 冬児は不老不死の試薬を盗み、火中に身を投げる直前に接吻で蒙の口に含ませた。 そして時代は30年代の西安に映画の撮影を装った盗賊がくる。 主役男優の白はその頭領。端役女優朱莉莉に秘密を気づかれたと思った白は、 朱を殺そうと小型旅客機に乗せるが失敗し墜落、そして蒙がついに目覚める。 冬児に瓜二つの朱を守って蒙は盗賊と戦い白を倒すが、朱は撃たれて死ぬ。 時は過ぎて現代、陵墓の修復員として働く蒙は日本人観光客の中に冬児に似た女性を見つけ物語は終る。 蒙、冬兒、始皇帝、徐福、白雲飛といった面々が登場。 普通なら徐福が指揮官と思いますが、しかし蒙天放って誰?王翦あたりでしょうか? 兵馬俑の兵士達が味方になって動き出すのは圧巻。 |
★★★ |
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ARMY OF DARKNESS (1993) 「死霊のはらわた」シリーズ三作目。中世ファンタジーとゾンビの融合?RPGファンなら観るか? ちゃんとしたバージョンなら見たいが。ということで、 どこがホラーなんだということでこっちに入れました。まぁ、いいんでないかな。 監督サム・ライミ(スパイダーマン)出演:ブルース・キャンベル 中世にタイム・スリップして放り出されたアッシュは元の時代に戻るため死者の書(ネクロノミコン)を頼る。 ところが肝心な時に呪文を忘れ、再び災難が訪れる。アーサー国王をまきこみ、死者の書の周りで攻防が繰広げられる。 そして眠りにつき時代を7世紀遡り着いた先は産業廃棄物の山だった・・・。 タイム・マシンを彷彿させる。所謂アッシュか店をブラックユーモアにかけてるのだろう。 訓練した兵士の攻撃シーンがいい感じ。顔が伸びて戻すシーンも笑える。 前作1.2でも使ってたコマコマな動きが今回の作品にピッタリ合ってます。前作は目が回るのでコレクションしてません。 主人公の不幸度100%耐久度99%お調子者度120%といえる。 アクション、コメディ度はとびっきり高く、ロマンスもあり、友情もある。 レイ・ハリーハウゼン顔負けともいえるガイコツ軍団のオンパレード。ノンストップだ。 このディレクターズカット版は米国で死者の書ケースでの発売もあり。日本版は吹替えもありネタバレ字幕解説もある。 で特典のオリジナルバージョンの映像は画質が大分違いますね。デジタル修正されてない映像なのかな。 サム・ライミ監督作品にしては色々なシーンを撮影してたり人員も多いので本作への意気込みが感じられる。 4を製作してもいいのではないかと。 |
★★★ DVD |
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THE TIME MACHINE (1960) 制作国 アメリカ 監督:ジョージ・パル 製作:ジョージ・パル 原作:H・G・ウェルズ 出演:ロッド・テイラー 1960年映画 舞台はロンドン。発明家の青年が、未来を旅するためにタイム・マシンを開発。 小型モデルを始動させ友人たちに見せても手品だと言われ信用してもらえない。青年は1人未知の旅へと出発する。 彼が行着いた先には・・・。そして彼が知人を食事会に招いた席にボロボロになった姿で戻ってきた。 一体、未来に何があったのか?語り始める。 樹木と地底人のメイクが凝っている。H・G・ウェルズ原作の中ではテーマが面白いものの1つ。 「SF月世界探検」みたいなオチを期待している人にはそんなものはないと言っておこう。 主人公役のロッド・テイラーには往年のファンもいるのではないだろうか。 いつまでも変らぬ友情に感謝し未来人の知識の再建のために、残されたものを救うため、また彼は旅立つ。 友人と家政婦が応接間の書斎を見ると本が無くなっていた。その本は何だったのだろうか?。 観るなら大晦日に観てみると未来へ旅する夢が観れるかも。 リメイクされた「タイム・マシン」日本公開 ドリーム・ワークスのスタッフ監督はサイモン・ウェルズ(曾孫) こちらの旧作のDVDは1500円でオトク だいぶスケールが違うけど。 収録ドキュメンタリーにはマイケル・J・フォックスが新旧タイムマシンを比較宣伝(笑) ロッド・テイラーが演じる主人公H・ジョージ・ウェルズは映画の原作者の名前。 |
★★★ DVD |
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THE TIME MACHINE (2002) 制作国 アメリカ 監督:サイモン・ウェルズ、ゴア・ヴァービンスキー 製作:ウォルター・F・パークス、デヴィッド・ヴァルデス 原作:H・G・ウェルズ 出演:ガイ・ピアース アレクサンダー、ジェレミー・アイアンズ ドリーム・ワークスによるHG・ウェルズ原作同名映画を曾孫のサイモン・ウェルズが監督したリメイク作 答えは未来に・・・ アレクサンダーは恋人を失い、それが元でタイムマシンを開発する。そして彼が観たものとは・・・ 前作と違い蒸気自動車が彼の時代にあります。 タイムスリップは文明が進んだ時代。科学力が無い文明が滅んだ原始時代。と転々としてます。 未来博物館で案内人が投影スクリーンに現われますが、数枚のスクリーンの板を移動するのが絶妙。 エロイ族の生活である谷間の棲家はまるでファンタジーチック。屋根がありませんしかなり異色。 渓谷の両側の崖を丸太作りの住まいにしてる民族。 モーロックはドーム型の顔の洞窟を入り口として大地にヒルズを作ってますがまさに異様。 噴火する火山などもあり気候条件はよくないようです。 地底の食人鬼種族であるモーロックがさらに凄味を上回っている。またその長老たる人物もよい存在感。 この役にはジェレミー・アイアンズ(ダンジョン&ドラゴン、プロフィオン役) 未来に残されたフィルムボックスがエロイ族の伝道師になる感じも中々共感が持てる。 彼は西から来たというあのことで、てっきり主人公がそれかとも思った。 モーロックのボスは巨体で白い体ですが、見た目が若い割に老齢のようです。 主人公が来ることさえ予期していたので驚いてないようです。 タイムスップ中にバトルになってモーロックのボスはタイムスリップで老化して消滅します。 物語の後始末としては雑だと思います。 未来の世界が分かった主人公はその後どうしたのでしょうね。 タイムマシンを再び作っても過去の世界からしか未来を変えられないですから。 文明が進んだ未来の世界にある資料からアップグレードしたタイムマシンが作れるだろうし。 文明が進んだ未来の世界を起点としてさらに未来の世界を予測する管理社会が組織されるのが当たり前。 タイムトラベルだけだと非武装の旅行者ですから。 ストーリーとしてはノンストップで無茶苦茶な感じもある。月を落すなよって(笑) 製作サイドは未来の話につっこんでもしようがないので気にしないでくれというだろう。 とんとん拍子で進んでオイ待てコラそんなんでいいのか?という都合な感じ。 前作がミルクコーヒーならこちらはチェリーコークのような炭酸系。 恋人と人類の未来を天秤にかけようがない。2030年にはAIあるのか(謎) ネタバレ解説と吹替有 どういうわけか期待以上のヒットはしなかった。サル顔主人公は好まれない。 ガイ・ピアースは役者としてはいい素質を持っているので役柄は多面的にこなせる。 CG映画でドリームワークスの名が広まった後だけに凄い映像がもっと多くあれば展望がある。 どことなくワクワク感があるのはBGMや旧作品に近いモデルのタイムマシンのため。 この作品を一言で語るなら壮観だろう。 モーロックはヘブライ語で「王」の意味でキリスト教ではモレクまたはモロク(Molech)は悪魔の名前でもある。 未来をテーマにした娯楽作品も制作国ならではの宗教臭い定義が盛り込まれていました。 |
★★★★ DVD |
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(1979) 監督:斉藤光正 製作:角川春樹 原作:半村良 『戦国自衛隊』 脚本:鎌田敏夫 出演:千葉真一、夏八木勲、真田広之、薬師丸ひろ子、小野みゆき、 にしきのあきら、三浦洋一、かまやつひろし、鈴木ヒロミツ、渡瀬恒彦、角野卓造、竜雷太、岡田奈々、成田三樹夫、 草刈正雄、勝野洋、岸田森、佐藤蛾次郎、宇崎竜童、中庸助、黒崎誠輝 伊庭三尉隊長率いる自衛隊が演習目的地でタイムスリップ。 矢野隊員は逆らい好き勝手に行動し伊庭に撃たれる。 長尾景虎の側につき春日山城を陥落させた後、武田信玄と戦い討ち果す。 哨戒艇・ヘリコプター・戦車全てを失いつつも妙蓮寺まで辿り着く。 景虎は先に京に着き足利義昭、本願寺光佐、細川藤孝と会っていた。 伊庭は本能のまま天下を取る事を自覚したが、景虎の手によって隊員は全滅する。 「まだ子供じゃないか、戦国・・時代」バッタリと逝くシーンは名セリフ。 夜這の男で(佐藤蛾次郎)が戦場でバッタリ出会うところが面白い。 武田勝頼(真田広之)は奮戦したけどやっぱり倒された。 根本隊員、(かまやつひろし)だけ生きてた点がまた面白い。あの髪型大丈夫なのかこの自衛隊(汗) 伊庭隊長と長尾景虎のフンドシ姿で語る男の友情。有名人多すぎ破天荒な映画。 一部の隊員はその時代の男手が必要な人と生活をするため部隊を離れますが。 歴史の勢力図が変わったため朝廷へ取り入るのは武田信玄ではなく、 長尾景虎(後の上杉謙信)と本願寺顕如になってしまいます。 しかし後に災いを及ぼすとして危惧されて亀裂が生じ、 伊庭三尉隊長率いる自衛隊は勅令によりお寺の前で弓矢で討伐されてしまいます。 殉職シーンという格好良い物ではなく無様に死に様を晒してます。 過去には映画評論家の荻昌弘の解説による「月曜ロードショー」で「戦国自衛隊」のテレビ放送。 戦国自衛隊 DTSコレクターズ・エディション <初回限定生産> HDテレシネ、5.1ch ガンマなどに近い彩色のメリハリがある。本編映像はクッキリして違和感がない。 このDVDの目玉は特典にあるのでマニア必須になる。 海外の宣伝物やネタバレ必須豪華キャスト陣のインタビューなど。 あの戦車は今・・・というネタまである。 「戦国自衛隊1549」のメイキングも特典ディスクにある。あまり書かないで置く。 後に映画「ぼくらの七日間戦争」で「戦国自衛隊」のレプリカの61式戦車が使われてます。 つまり本物の戦車ではなかった?
東映製作テレビドラマ版では「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」−反町隆史が主演。 2006年1月31日に前編「さらば友よ」が、2月7日に後編「愛する者のために」 日本テレビ系列「ドラマ・コンプレックス」枠で放送された。 登場兵器 74式戦車 1両 96式装輪装甲車 1両 軽装甲機動車 1両 73式大型トラック 1台 73式中型トラック 1台 73式小型トラック 3台 UH-1J多用途ヘリ 1機 高機動車 1台 偵察用オートバイ 2台 89式5.56mm小銃 5.56mm機関銃MINIMI と映画版より豪華。角川映画に東映がライバル心を燃やして「どうだ」と知らしめたのかなぁ。 テレビドラマ版の評価は様々ですが、「戦国自衛隊」という作品の限界でしょう。 この「戦国自衛隊」は戦国時代に行ったら何をするか?というパターンだけはアレンジがいくらでも可能な作品ではあるが。 戻れる方法を確保する。 飯を食う。 合戦に参加するか。 史実を調べて出版して印税生活か。 誰かの子孫を始末して歴史を変えるか。 戻らず殿様として暮らすか。 徳川埋蔵金の在り処を調べるか。 などなど。 |
★★★ DVD |
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(1984) SWORDKILL GHOST WARRIOR 監督:J・ラリー・キャロル 製作総指揮:アルバート・バンド、アーサー・H・マスランスキー 脚本:ティム・カーネン 出演:藤岡弘、ジャネット・ジュリアン 戦国時代、タガヨシミツは弓を射られ崖から転落し谷底へ落ちた。 そして現代、登山をしていたアベックに発見された冷凍状態の人間がアメリカの研究所に運ばれる。 なお刀は真剣で分厚い。銘刀は同田貫(どうたぬき)のようでもある。 主人公が大名なので大量生産の刀ではない印象に収まったのは好都合。 タガヨツミツが寒さで凍えるてのを介抱。 骨董品店でタガヨシミツに合う衣装を購入。 系関心が強いタガヨシミツの目前で毒味をして警官心を解く。 礼儀正しく振舞う研究所の職員。「ヨシさん」と。 荒くれ者をバッサリ斬ってしまいますが。「忘れ物だぞ」と斬り捨てた腕を放り投げる。 ラストは女性を襲う悪党を始末したが警官隊に包囲され悪党と間違われて銃殺されて湖に沈んでしまいます。 酷い物語です。 結局は研究所の不始末という顛末でしょう。 藤岡弘によるコメンタリー有り。 ハリウッド進出にあたってアメリカでの日本のイメージが間違ってるので、それを正すことと、 きちんとしたホテルを用意されて一流の持て成しを受けたそうです。 |
★★★ |
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THE PHILADELPHIA EXPERIMENT (1984) 監督:スチュワート・ラフィル 製作:ジョエル・B・マイケルズ、ダグラス・カーティス 製作総指揮:ジョン・カーペンター 原作:チャールズ・バーリッツ、ウィリアム・L・ムーア 出演:マイケル・パレ <デジタル・リマスター版> ジョン・カーペンター製作総指揮 アメリカ海軍がレーダーから消えるシステムの実験中に一隻が忽然と消えた。 レーダーから消えたのではなく本当に消えてしまったのだ。 デビッドとジムの2人は近代化した41年後の世界に放り出された。 ガソリンスタンドのカフェバージムの体に放電が起きて騒ぎになりそうになりたまたま近くにいたアリソンの車でそこから逃げた。 ジムは病院で入院するものの、あの放電が起きてかき消えてしまった。 混乱するデビッドにアリソンは何かと気を使ってくれていたが軍が追っていた。 放電状態になりタイムスリップするというものであるが科学的には無理がある。 空にブラックホールの如く渦巻く場面や駆逐艦の甲板にめり込んだ水兵など不気味さもある。 ラストのこのインパクトが後味の印象深いのではないだろうか。 ドラマの過程などが見所であるためタイムスリップ映画でもっとも見やすい作品。 主人公やヒロインもいい顔をしている。製作陣も意外と有名。93年には2も出ている。 |
★★? DVD |
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(2005) 原作:福井晴敏 『戦国自衛隊1549』(角川書店) 監督:手塚昌明 製作:黒井和男 出演:江口洋介、鈴木京香、鹿賀丈史、北村一輝、綾瀬はるか、 生瀬勝久、嶋大輔、的場浩司、宅麻伸、中尾明慶、伊武雅刀 標準装備版 <初回限定生産2枚組> リメイクは俺たちに何を見せようというのか!? というかリメイクじゃないともいえるのが今作。 鹿賀丈史が演じる織田信長のハマリ具合をCMで見て”来た”と思った人もいるはず。 後はクラッシュ度。見る理由はそれだけで足りる。 公開当時から気分的に見たいと思う時期ではなく消化できそうにないので見なかった。 TV版「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」を見て感動を十分に得た後々に見たのであまり文句も出ない。 シリアスと感動の面ではもう足りているので今回のまったく別路線の要素でも耐えられる。 初作の「戦国自衛隊」でさえ昔は批判も二分されていたほどだ。 1549は感動面では0.5ポイント分で1回ホロっと掠めるくらい。 横道に逸れるにしても主人公の性格の立場としつけみたいなものでSFアクションから逸脱しているのが気に食わない。 唐突に切り替わるので野外の姫と武将の2人きりの関係は邪魔臭い感じがした。 CGもいい具合に使っているがカットを大雑把に飛ばしてホールの恐怖感が薄い。 インパクトは爆発シーンや臨場感。緊迫感も重くない。小説には無い娯楽重視の描き方。 物語がいびつなのでこの時間で収めるには何か足りないかもしれない。 シーンのカット分と繋ぐ分の脚本と演出バランスが取れてない面は少々雑。都合の良い説明描写のセリフも多すぎ。 時は天文18年。歴史を変えるのは未来から来た者ではなくその時代の者というプロセスに移る。 磁場フィールドでワームホールを抑えて次元を繋いでいるためか帰還可能なタイムリミットは74時間26分。 未来から来た的場により信長が死んで信長に成済ますも所詮偽物。 その時代で濃姫に最も惹かれている武将が信長になる。 鍵を握るのは秀吉でもあり最初から俺等の方に手駒があったという自慢もクソ食らえと思う。 兵器で富士山爆発も未然に防ぎタイマーが作動したままワームホールに入って大半が帰還する。 戦車で吹っ飛ばされるのは上出来でかなりの画になっている。 道三が撃たれて落ちて死んだかも?で生きていた道三再び現れて槍に刺され今度こそ駄目だろと思ったら意外だった。 戦争映画では撃たれれば負傷するのがセオリーで防弾服を着ているようなものはまず無いからだ。 それにしても防弾服はそこまで凄いのだろうか?(謎) というか城の周りに石油所建設済みとか朝敵で今川と武田も織田を倒すって盛り上がらないしなんやねん。 武田信玄はまるで脇役。オーラがないので颯爽と登場して活躍する場面がほしかった所。 それにしてもあんちゃんはやっぱりあんちゃんでした。女性隊員の肩を借りるのが変だけど事の責任者だしまぁいいかな。 クド過ぎないのでヒマな人や子供は楽しめる。 ドルビーサラウンドに数チャンネル含めているので効果音はメリハリがあるが音声が低いので聞き取りにくい。 ちなみに特殊アマレー搭載とはケースが迷彩色の事。以上である総員解散。 |
★★ DVD |
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THE FINAL COUNTDOWN (1980) 監督:ドン・テイラー 製作:ピーター・ヴィンセント・ダグラス 出演:カーク・ダグラス、マーチン・シーン、ジェームズ・ファレンティノ、キャサリン・ロス 1980年作品 ハワイ沖を航行していた最新鋭原子力空母”ニミッツ”の周辺で稲妻を伴う青白い嵐が発生。 飛行していたコルセアの着陸前に空母は巨大なホールの渦に包まれて混乱するが渦は消え静けさが戻った。 コルセアは無事着陸したが付近に居たはずのロシアの漁船は海域から居なくなっていた。 事態を収拾するため調査を再開。 ラジオの開戦、偵察機が撮った写真はかなり昔の真珠湾。そして正体不明の機体は三菱製の零戦。 米軍国旗をつけたヨットが零戦に攻撃されトムキャットはそれを追撃し撃墜。 上院議員ら+1匹と零戦の隊員1人の生存者を救助した。時は1941年。 トムキャットやコルセアの着陸が見られる。空母や戦闘機は本物。場面用だけの映像もうまく使っている。 最後のタイムスリップではニュースフィルムも取り入れている。 カーク・ダグラスの息子ピーター・ダグラスも珍しく出演。 戦国自衛隊と似た作品なので音楽のノリも似ていると感じる。 こっちが「戦国自衛隊で」日本人同士で戦っている間にこの作品であっちに攻撃されそうになってたとは(汗) 真珠湾・パールハーバーへの攻撃を防げるかの直前で戻ってしまう。 さぁ盛り上げはこれからという時にタイムスリップ現象を体験しただけの肩透かし!。 さすがに見ていた首もカックーンとなってしまう大作モドキ。タイムスリップ物が好きな人にはそこそこ耐えられる。 ラスキーは犬のチャーリーを連れて空母を降り、41年の島に逃れ生きていたローレルとリチャードに再会する。 (フケ顔メイクに無理ありすぎ) |
★★★★ DVD |
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BACK TO THE FUTURE (1985) 監督:ロバート・ゼメキス 製作:ニール・キャントン、ボブ・ゲイル 製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル 脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル 撮影:ディーン・カンディ 特撮:ILM プロダクションデザイン:ローレンス・G・ポール 作詞:ヒューイ・ルイス 作曲:クリス・ヘイズ、ジョニー・コーラ 音楽:アラン・シルヴェストリ 出演:マイケル・J・フォックス BACK TO THE FUTURE PART II バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 (1989) シリーズ第2作 BACK TO THE FUTURE PART III バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 (1990) シリーズ第3作 |
★★★★★ DVD |
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(Timecop)1994年 原作:マイク・リチャードソン 監督:ピーター・ハイアムズ 製作:モシュ・ディアマント、サム・ライミ、ロバート・タパート 出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム 2004年人類はタイムマシンの開発に成功。 上院議員らがタイムトラベルで過去を塗り替えようとすしたことで彼らを追うことになる。 過去の歴史を変えてはいけない。それが家族の死であっても。 主人公は家族の死を止められるチャンスがあったが止められず。 時空を監視する近未来の警官であっても特殊な装置は少ない。 後にTVシリーズも制作されてる。 |
★★ DVD |
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(Stargate)1994年 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:カート・ラッセル 武器など「スターウォーズ」っぽい描写が多い。 古代の記号を解読しスターゲイトを開発し時空をワープした先は、 かつて地球人を惑星に運んで奴隷としていた古代エジプト文明。 光弾を発射したりする武器を持つアヌビスとホルスの兵士。 ラーと名乗る少年の王と奴隷解放に向かうレジスタンス。 負傷するも棺型の生命維持装置で再生し復帰。 ツタンカーメンのマスクがマシンのようにオートメーションで折り畳む様子など斬新。 |
★★★★ DVD |
ワープ |