歓迎の儀式
土中で鳥と芋を蒸して歓迎する意味がある
植樹をするところ繁栄を祈る意味がある

島民は約1500人。漁業か観光で生計を経てている。
7人の王子といわれる。年代はそれぞれ同じ頃なのだろうか、大家族だったに違いない。
その他の場所にあるモアイは様々な大きさのものが並んでいるが酋長のものではないかといわれている。
モアイは全て男性。その前にある敷石を跨ぐ事は罷りならない。死者と生者との境界線。聖域を越えてはならないのである。
モアイの石像を運んだとされる大木は現在ない。全て鳥や島民による植林がほとんど。
彼らは何を見続けてるのだろうか。その魂は風化して土に返る時が来るのであろうか。
この島に存在していた証としてモアイは何も語らず大地と海を見続けている。
外部の侵入者への魔除ではなく、人を島に惹きつけるシンボルとして。

ホツマツア王のモアイ
(Hotsumatsua)
アナケナの海岸には、アフナウナウの7体のモアイと、ホツマツア王のモアイがある。
コンティキ号で訪れたノルウェー人考古学者トール・ヘイエルダール(Thor Heyerdahl)が発掘、再建したものである。
彼の考えたモアイの建て方でモアイが立つかどうか、実験したモアイである。

新たに作られた人工物のモアイも陸地や水中にある。

全てのモアイ1つ1つには名前があるとされてる。

テ・ピト・オ・テ・ヘヌア(te pito o henua)という石の磁石があることと、その昔、酋長と対面し会話したドッペルゲンガーの目撃例もある。
古くから霊力信仰があったことから、不思議な伝承とされてる。
共振・共鳴の類かは不明である。
日本の三重県志摩市磯部町恵利原の「伊勢志摩国立公園」の「鸚鵡石」(おうむいし)と同等のものかは不明である。
幅127m、高さ31m[5]の一枚岩で、
日本では「語り場」で声を発したり、備え付けの拍子木を打つと、約50m離れた「聞き場」にいる人にはあたかも岩から音が発されているように聞こえるとされる。
日本全国各地の鸚鵡石
福島県須賀川市大栗にある鸚鵡石
愛知県田原市伊川津町にある鸚鵡石
三重県度会郡度会町南中村にある鸚鵡石
三重県志摩市磯部町恵利原にある鸚鵡岩
他に人工的に作られた「獅子脅し」の水滴が金属音を発してるように聞こえるものや、
「鳴り龍」と呼ばれるものがお寺などに設置されてる地域もある。「東京都日野市高幡不動尊」

国立森林組合が中心となって、島固有種のトロミロ(Sophora Toromiro)の保存と将来の森林回復を目標に取り組んでいる。