祝! 3000勘定突破



 誰も祝ってくれないので、自分で祝ってみた(笑)。「これだ!」と云うおまけ画像が無いので、手持ちの史料から「おまけ」にふさわしいモノを紹介する。

世界人体比較(日本)

 「上海漫画」と云う1930年代に上海で発行されていた雑誌に掲載されている「世界人体之比較(25)」から。オリジナルを持っているわけでなく、中国で購入した復刻版のものである。

 テキストが崩れてしまって申し訳ないが、文にいわく「在上海的人、大約没有一個不見過日本婦女的、…、日本人恐怕在全世界中要算最矮小了…」
 まあ「上海では日本女性を見ないことは無いが、日本人の特長をあげれば、身体が小さいことがあげられる。全亜細亜の黄色人種中では、インド人が最も体格が良く、序で中国人、日本人は恐らく全世界の中でも最も小さい部類に入るのでは無いだろうか…」てな事が書いてあるようである。

 まあ当時流行した民俗学に名を借りた、ただのエロ写真と云う感も無くはない。「東洋のバビロン」当時の上海をしのばせる資料である。


 現在でこそ、スラリとした若者が街を闊歩しているが、日本人と云えば「胴長短足」と云うのが相場と決まっていた。これもそれを実証する記事である。かつての日本女性の体型がどれほど「胴長短足」であったかを知りたいスケベな学究の徒は「日本エロ写真史」(下川 耿史 青弓社)とそのシリーズを参照されたい。在る意味では犬の品種改良と同じことが無意識に行われていたことを知るであろう。


 「怪しい中国ネタ」は大好きなのだが、「兵器生活」の趣旨に反するので、これはあくまでも「3000ヒット記念のおまけ」であることを了解されたい。

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