物件No.05 「川野駅」 東京都

「大樹の下で」

湖畔のロープウェイの駅の廃墟とゆう、比較的珍しい物件です。当然ロープの向こうには、もう1つの駅があるのでしょうが、時間の関係上行くことは出来ませんでした。この後かの有名な「峰」に行ったので・・・。このロープウェイは、かつて奥多摩湖を横断する観光目的で造られたのですが、すぐ上流に橋が架かってしまい、その役目を終えたそうです。

駅発見

村営の、テニスコートの向こうに、良い色をした建造物が・・・。
駅に到着

休日にもかかわらず、誰もいないテニスコート・・・。
まるで、忘れられた空間のようです・・・。
ゴンドラ

駅の横から、下を見ると、ゴンドラが停車していました。
もう2度と動くことのないままにその姿を静かに横たえています。
駅舎内

錆びた看板が、かつてここが「川野駅」だった事を語りかけてくれます。
操作盤

盤上に積もった埃で、セピア色に見えます。
時間だけが、創り出せる「廃墟」の色です。
巨大なプーリー

直径2mぐらいはありました。
これが、回っている光景って、凄そうです!!
謎の機械

変圧器か何かでしょうか??
この古さが、アナログな機械って感じでかっこいいです。
くもとり号

丸目4灯のキュートなルックスです。
サイドビュー

ガラスは、完全に無くなっていました。
ゴンドラ内部

車内より、駅を撮影。
グラグラ、揺れています!!
上から

少し丸みを帯びた、愛嬌のあるデザインですね!!
プレート

駅の壁面に張ってあったプレートです。
資料的にも良い感じです。
昭和36年竣工、私より5歳年上です。
屋上

駅の屋上です。これまた素晴らしい景色です。
空気も最高においしいです。
ここで、弁当でも食べたらおいしいでしょうね!!
弁当忘れた!
駅の横に、かなり大きな樹が・・・。
この駅が出来て、沢山の歓声聴き、そして廃墟のなり、
消えてしまうまで、静かに隣で見守ってゆくのでしょう。
自然と廃墟の美しいまでの2ショット・・・。
もしかしたら、人工物は、廃墟になるのが自然なのかも知れません。