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道路側1階、海側3階
海沿いの崖に建造されているため、道路側からは1階で
海側からは3階に相当します。
道路側の1階は、食堂です。画像の入口を入ると、
ホテルのフロントが有ります。 |
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道路側地下2階、海側1階
撮影位置から、すぐ後はもう海です。
見ての通り、海、ホテル、道、山といった感じの
ロケーションの中に、この物件は有ります。 |
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食堂内部
ほとんど荒らされた形跡が無く、オリジナルのまま
時間だけが、経過したような状態です。
でも、何故か工事用の建材や道具が保管されています。 |
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メニュー
今の、相場から考えるとかなり安いです。
残念ながら、廃墟年齢の特定できる資料は
発見できませんでした・・・。
多分10年前後だと思いますが。 |
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厨房
これまた、最高の状態を、保っています。
保存状態に限っていえば、Sランクです。
食器や調味料が当時の活気を物語っています。 |
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食堂内部2
あまりに保存状態が良いのでもう1枚。
「明治 パイゲンC」の冷蔵庫が懐かしいです。
私も幼少の頃、母親に連れられ銭湯に行ったとき、
帰りに1本買ってもらいました。
いまでいう、ヤクルトみたいな感じの飲料です。
もう2度と、戻る事の出来ない、平凡な日常が、
かけがえの無い日々で有った事を「廃墟の空気」が
語りかけてくれました・・・。 |
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海沿いの廊下
外は、すぐに海です。
潮風で曇ってしまったガラスごしに、
波の音が心地よく響きます。 |
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階段
階下へ向かう途中の階段に、私の大好きな本が、
散乱しています。
しかし、廃墟でのエロ本遭遇率80%です・・・。
耳をすますと、下でかすかな物音が?? |
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地下1階廊下
ここに来て、物音の正体がわかりました!!
なんと、船虫の大群!!
「船虫への恐怖」と「廃墟への興味」が心の中で
格闘します!!
51対49で、ぎりぎり「廃墟」の勝ち・・・。
ですが、足はすくむは、手は震えるはで、もう大変です。
全体的に、じめじめしています。
だからこそ、やつらの巣窟のなっているのですが。 |
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部屋1
オーシャン?ビューの部屋です。
現役時代は、決して悪くは無い感じでしょう。
ガラスや布団が散乱しています。
多分、布団の下には・・・。
考えたくも有りません。 |
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部屋2
この部屋も、なにやら散乱しています。
窓が締め切られていて、真っ暗です。
懐中電灯で照らすと、暗闇に真っ白な日本人形が!!
怖いよ!!でも船虫に比べれば・・・。 |
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部屋3
窓際に、布団が敷いてあり、靴がきちんと置いてあります。
もしかして、誰かが・・・。という恐怖が頭をよぎります。
とりあえず、食べ物や飲み物の製造年月日や、賞味期限
を調べます。
幸い、2年ぐらい前のものでした。
海を見ながら、眠れるなんんて、なんかいい暮らしですね。 |
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部屋4
ここも凄い!!写真ではわかりにくいかも知れませんが、
左下に、通帳やキャッシュカード、運転免許まで・・・。
免許証を調べると、有効期限が3年前に切れていました。
なんと、住所欄に「護衛艦○○」本籍が九州の某県・・・。
おそらく、海自からの脱走兵が暫くここで、暮らしていたの
でしょう・・・。土地柄ですね。 |
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部屋5
ここにも暮らしの跡が・・・。
しかし、数年前は、船虫の巣窟では無く、ホームレスの
巣窟だったようです・・・。
この部屋を使用していた方は、綺麗好きのようですね。 |
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部屋6
ここは、客室では無く、ホテルの経営者の部屋のようです。
賞状が2枚飾ってあり。構造が違っていました。 |
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許されざる恐怖
私の十数年間に及ぶ「廃墟探訪」の中でもベスト3に入る
恐怖です。
部屋の中に散乱した、ゴミを何気なく見てみると・・・。
プラスチックの容器があり、その中に大量の船虫の死骸が・・・。
この行為にいったいどうゆう意味が有るのか??
また、この行為を行った人物とこの空間で対峙した時、
私は無事にここを出る事が出来るのか??
サイコ系の恐怖が、私に襲い掛かります・・・。
(あまりにも気持ち悪い画像なので、モザイクをかけてあります。
オリジナルを見たい方は、画面をクリックして下さい。でも本当に
見ないほうが良いですよ!!) |
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地下2階ロビー
所謂、ロビーに相当する場所のようです。
風向きの影響なのでしょうか、ここを含め全体的に南側の、
状態がかなり悪いようです。 |
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宴会上
かなり広い宴会場がありました。
地下2階部分は、海側の1階に相当する為、窓が全て塞がれて
いる為に真っ暗です。 |
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お風呂
ここのドアにも、船虫がいっぱい・・・。
隣の女性用の風呂も見ようとしましたが、もううんざりです。
早く、地上に帰りたい・・・。 |
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廃公衆電話
やっと、地上に生還しました!!
かんぐりさんの所の公衆電話の方がかっこいいですね。
ここには、あのいまいましい虫はいません。
湿って淀んだ空気の代わりの、爽やかな潮風が心地よいです。
ほっとしながら、タバコに火をつけ大きく吸い込みます。
平凡な日常に戻って来ました・・・。
そして、この時間が何時か、かけがえの無い時間に変わり
それを、探しに廃墟を求めて彷徨い続けるのかもしれません。
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