世界の茶の生産量は,1年間で約300万トン(2002年)である。1980年には190万トン程度、1990年には250万トン程度だったので、10年毎に、60万トン、50万トンと生産・消費量が増加してきている。

 ここで、お茶と呼んでいるのは、緑茶(不発酵茶)、紅茶(発酵茶)、半発酵茶(ウーロン茶等)に限られ、茶葉以外の植物を煎じるマテ茶等を含まない。

 国別の茶の消費量(食用供給量)(2002年)を見てみると,世界で最も消費量が多い国はインドで,1年間に約68万トンを消費している。ついで中国、ロシア、トルコ、日本、英国の順で日本の消費量は約14万トンである。(人口1人当たりの消費量は図録0476参照)

 生産量を国別に見ると、インド、中国が2大生産国である。この2国に続いて、スリランカ、ケニア、インドネシア、トルコ、ベトナム、日本などが主要生産国である。ケニア、ウガンダ、タンザニアなどアフリカ東南部にも産地が形成されている。

 輸入国としては、ロシアが世界一であり、英国、パキスタン、米国、エジプト、アラブ首長国連邦、そして日本と続いている。日本は、主要生産国の1つであるが、日本を除くとこれらの国は、もっぱら輸入に依存しているお茶の消費国である点に特徴がある。

 次ぎに、輸出国であるが、スリランカが29万トンと世界一であり、中国、インド、インドネシア、ケニアがこれに続いている。英国は非生産国であるが、輸入した茶葉を再輸出している。

(2006年8月30日収録)


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