臓器移植法の改正が2009年通常国会で論議されている。現行法が1997年に施行されてから12年目、改正論議がにわかに注目されるようになったのは、世界保健機関(WHO)が5月の総会で、海外での渡航移植の規制を決める見通しだからである。

 臓器移植の現状と課題、日本における臓器移植の推移については図録2110参照。ここでは、Transplant Communication(臓器移植の情報サイト)のまとめ2009.12.28更新)により、心臓、腎臓、肝臓、肺に関する移植数の海外との比較をグラフで示す。

 図を見て一目瞭然なことは、世界の中でも米国における臓器移植が突出して多く、また1990年代以降横ばいに転じた心臓移植を除いて、腎臓、肝臓、肺の移植がなお増加傾向にある点である。

 また、ユーロトランスプラント6カ国、フランス、英国と比較しても日本の移植が少ない点も目立っている。もっとも、生体移植が世界の中でも多いと言われる腎臓や肝臓の移植については、日本の移植事例は一定程度の数に達していることもうかがえる。

(2009年5月7日収録、2012年3月18日更新)


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