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| 死因別死亡率のトップはがん(癌、ガン、悪性新生物)である(図録2080参照)。人口動態統計からの主な部位別のがんの死亡率(人口10万人当たり死亡者数)の推移を掲げた。男の前立腺がん、女の子宮がんなど男女で独自の部位もあるため、男女別にかかげてある。 参考のため下図には総ての部位のがんの死亡者数(2010年)を男女別に多い順に示した。 男性に関しては、かつては胃がんが圧倒的に多かったが、近年は、肺がんが急増し、死亡率が1965年以降減少ないし横ばいに転じた胃がんに代わって断然1位となっている。肝臓がんが低下し大腸がんと逆転して、大腸がんが3位、肝臓がんが4位となっている。 女性に関しては、かつてトップであった胃がん、及び第2位であった子宮がん(子宮頚がんを含む)が横ばい、ないし減少に転じたため、最近では、増加傾向が続く大腸がん、肺がんがトップ2、胃がんが3位となっている。若い時からの女性の喫煙率の上昇によって女性においても肺がんの増加が懸念されている(図録2210)。 各部位のがんについて治療成績(5年生存率)の推移を図録2160、図録2164に掲げたので参照のこと。 なお、肺がんをはじめ、心臓病などタバコの喫煙に起因する病気によって世界中で多くの人命が失われている点については、図録2208参照。 がんの死亡率が上昇しているのは、がんの死亡率が高い高齢者が増えているためである。こうした高齢化要因を除いたがんの部位別の死亡率(年齢調整死亡率)の推移については図録2158a参照。 また、がん全体の死亡率の推移、及び高齢化の要因を除いたがんの死亡率の推移については、図録2080参照。 (2008年7月28日収録、11月3日更新、2010年6月24日更新、2011年6月2日更新、2012年9月10日更新) |
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