いつまでも自分の歯で、自分の口から食事をとれるようにして豊かな高齢生活を送れるようにしようという目標を目指し、「80歳になっても20本、自分の歯を保とう」という「8020(ハチマルニイマル)運動」という名称のキャンペーンが2008(平成20)年に20周年を迎えた。8020運動は、日本歯科医師会と厚生労働省が共同して、1989(平成元)年からスタートさせたものだが、予想より早いスピードで成果を挙げ、2005年には8020達成者が2割をはるかに超えたとされる(日本歯科医師会HPより)。

 ここでは厚生労働省の調査から年齢別に「20本以上の歯を有する者」の割合の推移をグラフにした。

 確かにキャンペーンがはじまった年以降、特に1993〜1999年には60歳代を中心に20本以上の歯を有する者の割合は急速に上昇している様子がうかがえる。60歳前半で40.9%が64.9%へと大きく上昇している。これがさらに時間とともに60歳代だった者が70歳代に達し、全体的な底上げが生じ、ついに2005年には80歳前半で2割を越えている。

 その後、2011年にかけて、なお、高齢者の歯の状況は改善が進んでいる。特に、70代後半では27.1%から47.6%へと大きく前進した。

(2008年3月13日収録、2012年6月9日更新)


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