OECD諸国の男女別喫煙率を掲げた。原データの出所はここ

 喫煙率は国によって大きく異なる。男性の喫煙率は最低のアイスランド10.7%から最高のギリシャ43.7%、女性の場合は最低の韓国5.8%からギリシャ34.0%まで大きな幅がある。

 日本は男性の喫煙率は低下し、女性の喫煙率は年齢毎に見ると若い女性を中心に高まる傾向にある(図録2210参照)が、国際比較上は、男性の場合34.1%と第5位の高さであるに対して、女性は9.0%と韓国、メキシコに次ぐ低い値となっている。

 国々の男女別喫煙率を鳥瞰すると、男性の喫煙率の高い国ほど、男女の喫煙率格差が大きいという傾向がみとめられる。韓国は男性の喫煙率はOECDの中で第2位と高い反面、女性の喫煙率はOECD中最低である。

 喫煙率の低い国はアイスランド、スウェーデン、ノルウェーといった北欧諸国のほかは、米国、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、といったアングルサクソン諸国が目立っている。

 男女の違いでは、アイスランド、スウェーデンでは男女が逆転となっている。男性の喫煙率の対女性倍率の高い国は以下の通りである。

男性の喫煙率の対女性倍率
順位 国名 男/女 順位 国名 男/女
1 韓国 6.48 6 スロバキア 2.17
2 日本 3.79 7 イスラエル 2.03
3 トルコ 3.49 8 エストニア 1.98
4 メキシコ 2.78 9 ポーランド 1.73
5 ポルトガル 2.47 10 イタリア 1.68
(注)(資料)同上

 喫煙率の高い国としてはギリシャ、トルコ、チリなど途上国的性格を残す国やエストニア、ハンガリー、ポーランドといった旧共産圏、および日本、韓国といった東アジア諸国が目立っているが目立っており、いずれも男女差が大きく、特に、儒教の影響もあるのであろうが、韓国と日本の男女差は大きい。欧米ではフランスの喫煙率は男女とも比較的高い。

 図録2210に示した日本の動向の延長で将来を予想するとすれば、日韓も、スウェーデンなどのように全体として低く、また男女差の小さいという構造へ近づいていくと思われる。

 対象国34か国は、男性の喫煙率の低い順に、アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、米国、ニュージーランド、オーストラリア、ルクセンブルク、メキシコ、デンマーク、カナダ、英国、オランダ、フィンランド、イスラエル、スロベニア、スイス、ベルギー、アイルランド、チェコ、ドイツ、イタリア、スロバキア、ポルトガル、オーストリア、スペイン、フランス、ポーランド、ハンガリー、チリ、日本、エストニア、トルコ、韓国、ギリシャである。

(2007年9月10日収録、2011年10月14日更新、2013年5月31日更新、2015年6月15日ヤフートピックス引用を期に更新)



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