日本人の平均寿命は世界一の水準にまで伸びているが、近年は、単に寿命を延ばすだけでなく、寝たきり等の不健康な時期を減らし、健康寿命を長くすることが国民的な課題となっている。そのための、大きな取り組みとして、運動習慣を若いうちから身につけることが重要とされている。

 運動習慣についての状況がどうなっているかを判断するため、厚生労働省の毎年の調査結果から、年齢別に、運動習慣(30分以上の運動を週2回以上1年以上継続)をもつ者の比率を掲げた。

 年齢別に二極化の傾向がはっきり見て取れる。

 すなわち、もともと運動習慣を有する者の割合が高い60代や70歳以上、特に70歳以上ではその割合が上昇しているのに対して、50代以下の年齢層では、むしろ、運動習慣が後退気味なのである。

 高齢者は、健康志向が高まると同時に、運動をする生活上の余裕も生まれているのに対して、若年層、中年層では、ますます、仕事や家事などの生活に追われるようになり、運動をする習慣が維持しにくいというのが実態なのではないだろうか。

(2017年9月11日収録)


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