日本ではHIV/エイズの感染者の新規発見数がなお基本的には拡大傾向にあると考えられるが(図録2250参照)、世界ではどのような状況であろうか。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告によれば2012年に世界のHIV感染者数(子どもを含む)は3,530万人(成人感染率0.8%)、2012年中の新たな感染数は230万人、同年のエイズ死亡者数は160万人とされている。地域別の感染者数ではサハラ以南アフリカが2,500万人と世界の約7割を占め、最も多く、第2位の南アジア・東南アジアの390万人を大きく上回っている。

 世界各国のHIV成人感染率の高い国として目立っているのは、

スワジランド 26.5%
レソト 23.1%
ボツワナ 23.0%
南アフリカ 17.9%
ジンバウエ 14.7%

などアフリカ南部である。

 こうした国は、エイズによる死亡率の高さもあって平均寿命も非常に低くなっている(図録1620参照)。

 日本は感染率的には0.1%未満と低いレベルである。

 マップには成人感染率とともにセックス労働者(売春婦など)、男性間性行為者、ドラッグ注射者のHIV感染率が同時に示されている。これらについては一般人と比較して非常に高い感染率となっている。

 地域別の成人感染率については、サハラ以南アフリカが4.7%と群を抜いて高く、次はカリブ諸国の1.1%、東欧・中央アジアの0.7%と続いている。

 なお、過去の図録は以下のようなテーマについてもふれているので適宜参照されたい。

・2009年状況(旧図録2260v)新規HIV感染者数の減少傾向の要因
・2007年状況(旧図録2260w)UNAIDS推計の感染者数の見直しの状況
・2005年状況(旧図録2260x)エイズ拡大の経緯など地域別の状況

(2005年7月4日収録、2006年11月28日更新、2008年10月23日更新、2010年12月6日更新、2012年11月21日更新、2013年9月24日更新)


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