NHKの放送文化研究所では2007年に全国300地点、16歳以上の国民3,600人を対象に今の日本人が好きだと感じているものの調査を行っている(有効回答率66.5%)。

 ここでは、日本人の好きな余暇の過ごし方についてのランキングをかかげた。資料はNHK放送文化研究所世論調査部「日本人の好きなもの」(2008年)である。

 「テレビ」を見て過ごすが75%で最も多く、「ごろ寝」、「おいしいものを食べに」が40%台で続いている。「テレビ」は男女・年齢を問わず、第1位であるため、全体でも断然多い結果となっている。「ごろ寝」も各層で上位になっているため、全体でも2位となっている。「おいしいものを食べに」は女性の各年齢、特に中年層で多いため、全体でも3位となっている。

 前回調査からの変化では、「テレビ」「おいしいものを食べに」「映画」「散歩」などが比率ないし順位を上げているのが目立っている。第4位の「DVD・ビデオ」は、第20位の「ゲーム」と同様、前回1983年には無かった行動パターンである(図録2280参照)。

 前回調査から比率ないし順位を下げている点が目立っているのは「新聞を読む」「草木の世話」「スポーツを見る」などである。

 新聞は余暇を過ごすためにだけ読むわけではないと思うが、それにしても、男女とも高年層(60歳以上)では第2位でかなり高い比率を示しているが、中年層以下では、男30〜59歳を除いて、ベスト10に登場しなくなっている(新聞の低迷は図録3957参照)。

 この他、男女・年齢別の特徴としては以下のような点をあげることができる。

・「ショッピング」は女性で上位(若年層2位、中年層3位)、男性は各年齢層ともベスト10に登場せず

・「草木の世話」は男女高齢層のみでベスト10に登場

・「知人・友人とつきあう」は男性中年層、高年層ではベスト10内に登場せず(日本人の会話・交際が減ってきている状況は図録2328、図録9502参照)

・「インターネット」「ゲーム」は若年層、特に男子で上位

・「ごろ寝」は男性中年層と女性若年層で上位

(2008年12月25日収録)


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