既にOECD諸国の睡眠時間を比較したグラフを図録2329に掲げたが、ここではアジア太平洋諸国の睡眠時間の長短を男女別に比較した。

 グラフから読み取ることの出来る特長は以下の3点である。

1.よく眠る中国人、眠らない日本人

 データの得られる9カ国の中で最もよく眠っているのは男女ともに9時間に達している中国人である。経済成長著しく何事も忙しそうに見える中国だが睡眠時間は長いのは忙しい米国人の睡眠時間がやはり長いのと似ていないこともない(図録2329)。反面、最も眠らないのは、カザフスタン、キルギス、韓国、日本であり睡眠時間が8時間に満たない(ただし日本の男は8時間超)。このようにアジア太平洋諸国の中でもOECD諸国と同様に1時間程度の睡眠時間の差がある。

2.女が眠らない日本人、インド人

 性差(ジェンダー・ギャップ)が大きいのは、日本人とインド人であり、日本人は女が男より9分睡眠時間が短い。インド人の場合は男女とも日本人よりずっと睡眠時間が長いが、男女差については日本人より差が大きく、女が男より14分睡眠時間が短い。

3.隣国どうしでは同程度の睡眠時間

 韓国と日本、カザフスタンとキルギス、オーストラリアとニュージーランド、インドとパキスタンといった隣国同士の組み合わせでは睡眠時間がほご同等となっている。

(2012年8月27日収録)



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