世界数十カ国の大学・研究機関の研究グループが参加し、共通の調査票で各国国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」が1981年から、また1990年からは5年ごとに行われている。各国毎に全国の18歳以上の男女1,000サンプル程度の回収を基本とした個人単位の意識調査である。

 ここでは親との同居の有無に関する調査結果を掲げた。

 親と同居比率の高い5カ国は以下である。

1.インド
2.モロッコ
3.イラン
4.ペルー
5.ベネズエラ

 親との同居比率の低い5カ国は以下である。

1.オランダ
2.スウェーデン
3.フィンランド
4.デンマーク
5.英国

 日本はやや親との同居比率が高い方に属する。

 全体の傾向としては欧米で低く、アジア、アフリカ、中南米で高い。欧米でも、オランダ、北欧、北米で低く、東欧がこれに続き、イタリア、スペインなど南欧は相対的に同居比率が高い。

 この調査では成人一般を対象に高齢者との同居を聞いているが、高齢者を対象に既婚の子どもと同居しているかについての国際比較は図録1307参照。日本の同居比率の時系列変化は図録2414参照。

 対象国は、58カ国、具体的には親との同居が少ない順に、オランダ、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、英国、ドイツ、カナダ、ベルギー、フランス、米国、アイスランド、北アイルランド、オーストリア、アイルランド、チェコ、インドネシア、ラトビア、ハンガリー、ポルトガル、ロシア、エストニア、ポーランド、プエルトリコ、リトアニア、マルタ、ウクライナ、ルクセンブルク、ベラルーシ、スペイン、ブルガリア、ルーマニア、フィリピン、スロバキア、イタリア、ジンバブエ、アルゼンチン、チリ、スロベニア、ウガンダ、セルビア・モンテネグロ、南アフリカ、タンザニア、トルコ、ベトナム、クロアチア、メキシコ、日本、ヨルダン、中国、エジプト、ナイジェリア、ギリシャ、バングラデシュ、ベネズエラ、ペルー、イラン、モロッコ、インドである。

(2008年7月18日収録)


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