正規従業員と非正規従業員とで結婚率で大きな格差がある点についてはすでに2002年就業構造基本調査の特別集計データをもとに図録3250でかかげた。

 ここでは、年収別の結婚比率を内閣府が2010年に実施したインターネット調査(登録モニターから属性毎に固定数で回答を得て、母集団の構成に応じてウエイトバックして結果を出すやり方)からグラフにした(データはここ)。

 年収別の結果は30歳代男性について、既婚、恋人あり、恋人なし、交際経験なしの4区分の構成を示した。

 マスコミで報道されたとおり、年収300万円を境に既婚の比率は9.3%から26.5%(あるいはそれ以上)と変化幅が最も多くなっている点が目立っている。年収300万円未満であると恋人なし、あるいは交際経験なしも300万円以上と比較して格段に多くなっている点も目立っている。

 正規・非正規の別で既婚の比率に大きな差がある(図録3250参照、ここでも参考として30代男雇用者の値を掲げている)。これが年収の差によるものであることは確かであろう。この図では正規と非正規とでは既婚比率は29.3%と5.6%と非常に大きな差が生じている。

 なお、所得水準で結婚をするかどうかに差が生じる点については図録2452でもふれている。

(2011年6月20日収録)


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