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| 中高校生・大学生のセックス(性交渉)経験率の推移については図録2460でふれたが、ここでは、18歳以上34歳までの未婚者を対象としたセックス経験率の推移をグラフにした。 資料は国立社会保障・人口問題研究所の「結婚と出産に関する全国調査(独身者調査)」である(2010年調査対象14,248、回収票11,487、有効票10,581)。 なお、100からセックス経験率を引いた値が、いわゆる童貞率、処女率に当たるが、回答には「不詳」があるため、厳密には一致しない。 目立った特徴は3つである。 第1に、未婚者の性体験比率の男女差が大きく縮まって来ている。若い世代ほどこの傾向が著しくなっており、18〜19歳では男女のセックス経験率が2005年には逆転している。いわゆる草食系男子と肉食系女子といった対比が当てはまっている。 第2に、若い世代や女性を中心に未婚者の性体験比率は2002年までは上昇傾向にあったが、2002年から2005年にかけては、男女、年齢を問わず低下に転じている。特に20代後半や30代前半で低下幅が大きくなっている。未婚率の上昇(図録1540)と合わせて考えると、この時期は、一生、異性と性的に関わらずに暮らしていく者が増えた。 第3に、2005年までの傾向と異なり、2005〜2010年には、20歳代後半より上の年齢で性体験比率は男女ともに再度上昇した。特に30〜34歳の女性の性体験率が急上昇し、相対的に高年齢にもかかわらず、女性が男性に急に近づいている。この年代の女性に何かあったのだろうか。草食化しているのは20歳代前半までで、20歳代後半より上は、逆に、肉食化している(特に女子は)ともいえる。 なお、2005年の体験率の減少は、通常、回答の選択肢が「はい」か「いいえ」と2択であるのが、2005年に限って、「過去1年以内にある」「過去1年以内にはないが、以前にはある」「ない」の3択だったので、昔の性体験の時期を忘れた者の無回答がやや増えた影響もあると考えられる。 (2009年4月6日収録、4月9日コメント追加、2011年11月26日更新) |
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