過労死の問題、あるいは少子化対策の柱としてのワーク・ライフ・バランス(男女の仕事と生活の調和)の観点から、日本の長時間労働が問題視されている。

 欧米先進国との比較において、長時間労働者比率をグラフにしてみると、日本は、週当たり労働時間50時間以上の労働者の比率は28.1%と他国に比べて格段に多いことが明らかである。

 日本に次いで、ニュージーランド、米国、オーストラリア、英国といった英語圏、アングロサクソン系の諸国で15〜20%と長時間労働者比率が高くなっているが目立っている。

 他方、長時間労働者比率が低いことで目立っているのは、オランダ、スウェーデン、オーストリアといった諸国であり、1.5〜3%ぐらいの水準となっている。。

 その他の諸国、アイルランド、ギリシア、スペイン、フランス、ポルトガル、ドイツ、デンマーク、フィンランド、イタリア、ベルギーは、ほぼ、5%前後となっている。

 国際共同意識調査であるISSP調査の結果による長時間労働比率は図録3277参照。

 日本の長時間労働者比率の推移、職業別男女別のデータについては、図録3125参照。

 国際的に見て、長時間労働が多いからと言って仕事のストレスが必ずしも高くない点については図録3274参照。

(2006年7月31日収録)

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関連図録
2322 生活時間配分の各国比較
3100 労働時間の推移(各国比較)
3125 長時間労働者比率(推移、職業、男女年齢)
3132 男女別労働時間分布の国際比較
3274 仕事のストレスの国際比較
3277 疲れやすい国民・疲れにくい国民
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