女性の教師の比率が多くなったと考えていたが(図録2710参照)、世界と比較すると日本の女性教師比率は実はかなり低い方であることがOECDの報告書からうかがえる。

 対象とした学校は小学校(初等教育)であるが、中学校をとっても全体に女性教師比率は下がるが同じ傾向である。

 比較対象となっている36カ国の中で男性教師の方が多い国はない。同数なのがサウジアラビアである。日本の女性教師比率はサウジアラビア、トルコ、中国、インドネシアに次いで低い。いわゆる先進国の中でも最も女性教師比率が低いのである。

 比較対象となっている国はOECD諸国とG20諸国のうちデータが得られる36カ国であり、具体的には、女性比率の高い順に、ロシア、チェコ、スロベニア、イタリア、ハンガリー、エストニア、オーストリア、ブラジル、スロバキア、英国、米国、イスラエル、ポーランド、アイルランド、オランダ、ドイツ、ニュージーランド、フランス、スウェーデン、スイス、ベルギー、アイスランド、ポルトガル、フィンランド、チリ、韓国、スペイン、ノルウェー、ルクセンブルク、カナダ、メキシコ、日本、インドネシア、中国、トルコ、サウジアラビアである。

(2009年1月28日収録。2013年8月15日更新)


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