高校進学率と大学進学率について戦後からの推移を掲げた。

 高校進学率は高度経済成長期に上昇を続け、1970年代半ば頃に9割以上となった後、ほぼ横ばいで漸増という傾向に転じた。現在では約97%となっている。

 高度成長期前期には中卒就職者が「金の卵」として引っ張りだこだった。地方の中卒、高卒が卒業直後に集団就職列車と呼ばれた臨時列車で東京に出てくる時代が1954年から1975年まで続いた。1950年代前半にはなお高校進学率が5割以下であった。

 大学進学率については、1950年代には約1割であった。高校進学率と同様1970年代半ばまで急増し、1976年には38.6%という第1のピークに達した。

 その後、大学進学率は微減傾向に転じたが、1980年代からハイテクブームが訪れ、高度技術者など大卒への需要が高まったため、1990年代にはいると、再度、大学進学率が上昇し、1993年には40%を越え、2005年以降は50%を越えるに至っている。2010年に56.8%のピークを印した後、低下傾向にあったが、2014年には、再び、上昇した。

 男女別に動きを見ると、高校進学率は、当初、女子の方が低かったが、1970年代以降は女子が男子を上回り、現在ではほぼ同水準となっている。

 大卒も1980年代までは男子が女子を上回っていたが、短大進学者の増加などにより1990年代は女子が男子を上回るに至った。その後、2000年代には、再度、男子が女子を上回っていたが、直近では、ほぼ同レベルとなった。

(2008年9月22日収録、2013年8月7日更新、2014年10月26日更新)


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