近年、新聞の全面広告ページが増加し、ページを繰るのが大変になるとともに、新聞が重くなったと感じている。広告ばかり見せられるのでうんざりしてもいる。そこでまわりにあった新聞各紙のある日のページ数と全面広告ページ数を調べ、全面広告ページ比率を調べ、グラフにしてみた。正確には、記事ページの広告比率も問題になるから、トータルな面積比率を算出すべきであろうが、大雑把な把握で事足りるし、厳密に算出しても記事の内容も考慮した評価はどうせ無理なので、やめた。

 朝日新聞、読売新聞、日経新聞という主要新聞では、何と全面広告ページ比率は、3割から3割5分に達している。少なくともこの日は朝日新聞が36.1%と比率が最も高かった。

 一方、毎日新聞、東京新聞、静岡新聞といった新聞では全面広告ページは少なく、その比率も8〜18%とずっと低い。私個人は駅売店では広告が少ないこともあって東京新聞を買って読んでいる。しかも朝刊について朝日、読売、毎日は130円、日経は140円、東京は100円である。

 分厚さがかなり違う新聞各紙であるが、記事ページのページ数は22〜27ページとそう大きく変わらないことも分かった。

 全面広告ページの少ない新聞であっても、全面広告の少なさ、あるいはそれによる軽さ、省資源を宣伝してはいないところを見ると、意図的というより全面広告を多くしたくともできないから結果としてそうなっているのであろう。

 図録5650を見ると新聞広告費が低迷している。全面広告の多さはこれを何とかカバーしようとするあがきのようにもうつる。

 見ない広告、内容の薄い記事がいくらあっても資源のムダ、時間のムダである。内容の濃いスリム新聞の登場を期待する。

(2005年5月17日収録)


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