日本人が「行うスポーツ」種目の行動者率(過去1年に行った人の比率)を図にした。「見るスポーツ」の好きな順は図録3989cを参照。人気のあるスポーツの海外との比較については、図録3989a参照。

 10歳以上の国民全体ではウォーキング、ジムトレーニング、ボウリング、ジョギング・マラソン、水泳の順となっている。

 10代については学校スポーツでさかんなものが反映していると考えられるが、競技スポーツに限ると男子の上位3位はサッカー、野球、水泳、女子の上位3位は水泳、バドミントン、バレーボールとなっている。

 20〜59歳の成人女性や60歳以上の男女高齢者ではウォーキングが4割以上と高くなっている。

 男女とも20〜59歳の成人ではボウリング、60歳以上の高齢者では登山・ハイキングが多い。

 20歳以上の成人男女の比較では、男性、特に高齢男性はゴルフやつり、女性はジムトレーニングが上位となっている点に特徴がある。

 前回調査、5年前の2011年の結果と比較すると全体に行動者率が上がっている。その中でウォーキング、ジムトレーニング、ジョギング・マラソンといった健康づくり系の運動は上昇が著しい。

 競技スポーツは余り変動していないが、卓球とバドミントンは行動者率の上昇がやや目立っている。10代男子のスポーツとしては、サッカー、野球、水泳というランキングは不変である。

 5年前と比較して全体に各種目で行動者率が上がっているのは下図のように各年齢でスポーツ行動率が上昇しているからである。1996年から2011年までは働き盛りの年代を中心に低下率が大きかったが、2011年から16年にかけては行動パターンが逆転したのである。2011年までは、現役世代では、仕事や学習、スポーツ以外の趣味、あるいは外出やおしゃれで忙しくてスポーツを行う余裕がなくなっていたが、団塊の世代が退職年齢を迎えたため、団塊の世代の健康ブームが全世代にひろがったのかもしれない(国民の生活時間の変化について図録2320参照)。


 図に掲げたスポーツ種目を国民全体の行動者率の高い順に掲げると、ウォーキング・軽い体操、器具を使ったトレーニング、ボウリング、ジョギング・マラソン、水泳、登山・ハイキング、つり、サイクリング、ゴルフ(練習場を含む)、野球(キャッチボールを含む)、卓球、バドミントン、サッカー(フットサルを含む)、スキー・スノーボード、テニス、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、ゲートボール、剣道、柔道である。

(2012年11月27日収録、2017年7月17日更新)


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