2012年7月1日から再生可能エネルギーの固定買い取り制度がはじまった。この制度の導入理由としては、「原発依存度の低下」、「エネルギー自給率の上昇」とともに「二酸化炭素(CO2)削減」があげられる。ここでは、主な化石燃料や原子力と再生可能エネルギーを使った発電にともなう二酸化炭素(CO2)排出量を比較した。

 化石燃料を使った発電では、燃料の燃焼と設備・運用の両方からCO2が発生するのに対して、原子力や再生可能エネルギーでは設備・運用からしかCO2が発生しない。このため化石燃料を使った発電とそれ以外の発電ではCO2排出量に大きな違いがある。

 化石燃料では石炭、石油、液化天然ガス(LNG)の順でCO2排出量が多い。液化天然ガス発電の中でも単純な火力発電とコンバインド(複合型)の発電では後者の方がCO2排出量が少ない。

 LNG(液化天然ガス)を燃料に使うコンバインドサイクル発電所では、最初にガスタービンで発電するとともに、ガスタービンを回した熱で水を蒸気に変え、さらに蒸気タービンを回転させるという二重の発電方法を組み合わせた複合型の発電になっている。このため発電効率が高くなるのである。

 こうした化石燃料利用の発電と比較して原子力及び再生可能エネルギーによる発電はCO2排出量が格段に少ない。

 再生可能エネルギーの中では太陽光、風力、地熱、水力の順にCO2排出量が少なくなっていく。

(2012年7月2日収録)


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