世界190カ国の所得水準、経済発展度を示す人口1人当たりのGDP(PPPベース)を上位から順に並べた図を作成した。資料はIMF, World Economic Outlook Database、およびこれにデータがない北朝鮮、キューバはCIA, The World Factbookで補った。

 1人当たりのGDPの指標には、現地通貨ベースのGDPをその時の為替レートで米国ドルに換算したものと、購買力平価(PPP)、すなわち一定の種類と量の財・サービスを購買するために各国の通貨がどのくらい必要かのレートで換算したものとがある。単純に経済力を測るためには前者が用いられるが、国民にとっての豊かさや富の量を実質比較するときは後者がしばしば用いられる。前者は図録4540で掲げ、ここでは、後者を用いた。(後者を使った他の例としては平均寿命との相関を図録1620で、また貧富の格差との相関を図録4650で示した。)

 1人当たりGDP(PPPベース)の世界1位はカタール、第2位以下はルクセンブルク、シンガポール、ブルネイ、クウェート、ノルウェー、アラブ首長国連邦、サンマリノ、スイス、香港、米国と続いている。日本は29位である。トップ10の半分はカタール、ブルネイ、クウェート、ノルウェーといった産油国である。

 日本をはじめ先進国の1980年以降の順位の変化については図録4542を参照されたい。

 1人当たりGDP(PPPベース)が1万ドル以上の国はスリランカまでの105カ国である。

 1人当たりGDP(PPPベース)が456ドル以下は1日1.25ドル以下の貧困国であるが、2014年には該当する国がない。

 取り上げている190カ国は、具体的には、1人当たりGDP(PPPベース)の大きい順に、カタール、ルクセンブルク、シンガポール、ブルネイ、クウェート、ノルウェー、アラブ首長国連邦、サンマリノ、スイス、香港、米国、サウジアラビア、アイルランド、バーレーン、オランダ、オーストリア、オーストラリア、スウェーデン、ドイツ、台湾、カナダ、デンマーク、アイスランド、オマーン、ベルギー、フィンランド、フランス、英国、日本、赤道ギニア、韓国、ニュージーランド、イタリア、スペイン、マルタ、イスラエル、トリニダードトバゴ、キプロス、チェコ、スロベニア、スロバキア、エストニア、リトアニア、ポルトガル、ギリシャ、セーシェル、ポーランド、マレーシア、バハマ、ハンガリー、ロシア、カザフスタン、ラトビア、チリ、アンティグアバーブーダ、アルゼンチン、セントクリストファーネビス、ウルグアイ、クロアチア、ガボン、ルーマニア、トルコ、パナマ、モーリシャス、ベラルーシ、レバノン、メキシコ、ブルガリア、アゼルバイジャン、ベネズエラ、イラン、ボツワナ、バルバドス、スリナム、ブラジル、リビア、タイ、イラク、モンテネグロ、コスタリカ、トルクメニスタン、パラオ、ドミニカ共和国、アルジェリア、コロンビア、マケドニア、セルビア、モルディブ、中国、南アフリカ、グレナダ、ヨルダン、モンゴル、ペルー、セントルシア、アルバニア、チュニジア、エクアドル、キューバ、ドミニカ、エジプト、セントビンセント・グレナディーン、ナミビア、インドネシア、スリランカ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スワジランド、ジョージア、ウクライナ、ジャマイカ、パラグアイ、フィジー、ベリーズ、アルメニア、エルサルバドル、モロッコ、ブータン、グアテマラ、アンゴラ、フィリピン、ガイアナ、コンゴ、カボベルデ、シリア、ボリビア、ナイジェリア、インド、ベトナム、ウズベキスタン、東ティモール、サモア、ラオス、モルドバ、トンガ、ニカラグア、ミャンマー、パキスタン、ホンジュラス、モーリタニア、スーダン、ガーナ、ザンビア、イエメン、バングラデシュ、マーシャル諸島、ツバル、カンボジア、キルギス、サントメプリンシペ、コートジボワール、ケニア、ジブチ、カメルーン、ミクロネシア、レソト、タンザニア、タジキスタン、チャド、バヌアツ、パプアニューギニア、ネパール、セネガル、南スーダン、ジンバブエ、シエラレオネ、アフガニスタン、ウガンダ、ソロモン諸島、ベニン、北朝鮮、ハイチ、マリ、ルワンダ、キリバス、ブルキナファソ、エチオピア、ガンビア、コモロ、ギニアビサウ、トーゴ、マダガスカル、ギニア、エリトリア、モザンビーク、マラウイ、ニジェール、ブルンジ、リベリア、コンゴ民主共和国、中央アフリカである。

(2012年7月18日収録、11月28日更新、2013年10月9日更新、2014年10月8日更新、2015年10月14日更新)


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