製品のライフサイクルは全体として短くなっており、企業はこれに対応する必要に迫られている。消費者にとっても余り目まぐるしく商品が変わっていくのは迷惑な話だ。

 図に示したようにライフサイクル年数が5年前と比べて、家電では4割も短くなっている。

 食品や繊維といった、家電と並ぶ消費財でも4分の1から3割もライフサイクルが短くなっている。ファッションはますます変化が激しく、また次から次へと新しいカップラーメンが発売されるというような状況はなお加速されているわけである。

 機械製品は1〜2割の短縮であり(ただし自動車は1割以下)、さらに鉄鋼、化学といった素材製品は1割以下の短縮と消費財に比べればライフサイクルの短縮度は低くなっている。鉄鋼に至ってはむしろ製品寿命を長くすることに成功している。

 同じアンケート調査によれば、こうした製品ライフサイクルの短縮の要因として企業があげているのは、主としては「市場ニーズの多様化・複雑化」(82.1%)、「市場ニーズの変化のスピードの急速化」(69.5%)であり、さらに「技術の世代交代のスピードの急速化」(47.4%)、「新規参入者の増加による競争激化」(26.3%)がこれに続いている。

(2009年11月6日収録)


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