アジアの大企業ランキング上位50位を掲げた。順位は、本業の儲けを示す営業利益によっている。比較の難しさから金融・保険分野の大企業は除いている。世界の大企業ランキングは図録5410

 図を見るとトヨタ自動車が日本の中ばかりでなく、アジアの中でも、群を抜いて巨大な利益を上げている会社であることが目立っている。

 国別に50位までの会社数を数えると、日本は30社と6割を占めており、やはり、経済的には大きな位置を占めていることが確認できる。

 その他の国では、韓国6社、中国6社、香港3社、台湾2社、インド2社、インドネシア1社と続いている。香港は中国の一部なので、中国の会社がアジア第2位ともいえる。

国別カウント表
  会社数
日本 30
韓国 6
中国 6
香港 3
台湾 2
インド 2
インドネシア 1

 日本の場合は多様な業種が50位までにランクインしているが、その他の国では、エネルギー、通信、金属関係の企業がほとんどである。ただ、韓国は半導体などそれ以外の業種も含んでいる。

アジアの大企業ランキング(上位50位)(2006年度)
順位 会社名 国名 営業利益
(百万ドル)
1 中国石油天然気(ペトロチャイナ) 中国 24,739
2 トヨタ自動車 日本 19,148
3 中国移動通信 香港 11,373
4 中国石油化工(シノペック) 中国 10,104
5 NTT(日本電信電話) 日本 9,468
6 サムスン電子 韓国 9,432
7 ホンダ 日本 7,286
8 日産自動車 日本 6,645
9 NTTドコモ 日本 6,616
10 キャノン 日本 6,079
11 中国海洋石油(CNOOC) 香港 5,445
12 SKホールディングス 韓国 5,100
13 石油天然ガス公社(ONGC) インド 5,095
14 新日本製鉄 日本 4,962
15 中国電信(チャイナ・テレコム) 中国 4,841
16 国際石油開発帝石ホールディングス 日本 4,782
17 東京電力 日本 4,712
18 ポスコ 韓国 4,596
19 台湾積体電路製造(TSMC) 台湾 4,405
20 JFEホールディングス 日本 4,310
21 松下電器産業 日本 3,930
22 武田薬品工業 日本 3,922
23 東日本旅客鉄道 日本 3,662
24 韓国電力公社(KEPCO) 日本 3,555
25 三菱商事 日本 3,525
26 東海旅客鉄道 日本 3,443
27 中国神華能源 中国 3,423
28 タイ石油(PTT) 日本 3,192
29 KDDI 日本 2,948
30 日本たばこ産業(JT) 日本 2,840
31 SKテレコム 韓国 2,746
32 鴻海精密工業 台湾 2,644
33 三井物産 日本 2,642
34 住友金属工業 日本 2,598
35 デンソー 日本 2,592
36 リライアンス・インダストリー インド 2,574
37 宝山鋼鉄 中国 2,544
38 KT 韓国 2,491
39 セブン&アイ・ホールディングス 日本 2,453
40 中国網絡通信(チャイナネットコム) 香港 2,427
41 テレコムニカシ・インドネシア インドネシア 2,355
42 関西電力 日本 2,323
43 ソフトバンク 日本 2,318
44 伊藤忠商事 日本 2,263
45 東芝 日本 2,210
46 ハイニックス半導体 韓国 2,172
47 中国アルミニウム 中国 2,111
48 中部電力 日本 2,110
49 コマツ 日本 2,093
50 信越化学工業 日本 2,062
(注)S&P社データベースによる。年次は原則2006年度(06年7月1日〜07年6月30日の間の決算期)。金融・保険企業は比較が難しいので対象外。中東、オセアニアはここでのアジアには含まれない。数字は営業利益ランキング順位。
(資料)ニューズウィーク日本版(2007.10.10)

(2007年10月22日収録、2008年10月5日1位企業を訂正)


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