半導体大手エルピーダメモリは2012年2月27日会社更生法の適用を東京地裁に申請し、経営破綻した。国内でDRAMを製造する唯一のメーカーであるエルピーダメモリは1999年に日立製作所とNECのDRAM事業が統合して発足、その後、2003年に三菱電機から同事業の譲渡を受け、2010年には、世界第3位のシェアをもっていた。DRAMの売り上げ高世界一のサムソン電子や第2位のハイニックス半導体など韓国勢との競争激化に加えて、歴史的な円高に見舞われて資金繰りが悪化、自主再建を断念した(東京新聞2012.2.28)。

 ここでは、過去の国内製造業企業(メーカー)の大型倒産をグラフにした。エルピーダメモリの負債総額(2011年3月末時点)は4,480億円に上り、これまでの最大である都築紡績の2,418億円を上回って過去最大となった。

製造業の大型倒産
倒産年月 社名 負債総額
(億円)
製造品目
1975年8月 興人 1,500 繊維・住宅
1978年2月 永大産業 1,350 合板住宅機器
1984年7月 リッカー 1,100 ミシン
1994年5月 東海 1,023 ライター
1998年4月 アサヒコーポレーション 1,300 ゴム、靴
1998年8月 三田工業 2,056 事務機器
2001年11月 新潟鉄工所 2,270 汎用エンジン
2003年11月 都築紡績 2,418 紡績業
2011年2月 林原 1,322 医薬・試薬品等
2012年2月 エルピーダメモリ 4,480 半導体
(資料)東京新聞2012年2月28日

(2012年2月28日収録)


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