パソコン普及率の動きは停滞的であるのに対して、スマホ普及率の上昇は急である(図録6200、図録6350)。このためインターネットの利用もスマホ経由が増えていると考えられる。この点を確かめるため、総務省「通信利用動向調査」における端末別インターネット利用率の調査結果を掲げた。

 この設問が設けられた2011年から2014年にかけて、パソコンによるインターネット利用率は、かなり減少したのに対して、スマートフォンによるインターネット利用率は大きく伸びている。タブレット型端末によるインターネット利用率も上昇しており、パソコンによるインターネット利用率低下の一因となっているが利用率水準の高さはなおそれほど高くないのでスマホの影響ほどではない。

 次に、パソコンとスマホの利用者の違いを最新年の年齢別の機種別インターネット利用率から見てみると、両者の利用パターンは年齢によってかなり異なっている。すなわち、パソコン経由は20代から50代までほぼ70%前後と同じ水準であるのに対して、スマホ経由は20代では90%程度とパソコンを大きく上回っているほか。10代後半や30代でもかなり上回っており、若い世代と高齢世代では、かなりインターネット利用率が落ちる山型のパターンを示している。

 このように、20代中心にその前後の年齢でスマホによるインターネット利用が拡大し、スマホ、タブレット型端末の影響、特に前者の影響でパソコンによるインターネット利用が減少したという状況がうかがわれる。

(2014年12月3日収録、2015年7月17日更新、2016年8月18日更新)


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