内閣府によるインターネットに関する世論調査にもとづいて、男女年齢別、職業別、都市規模別のインターネット利用率をグラフ化した。

 インターネットを利用している者の比率は、2015年に、全体で62.3%であるが、男では20代で92.5%であるのに対して70歳以上は28.8%、女では20代で98.3%であるのに対して70歳以上は12.8%と年齢によって大きな利用率の差がある点が目立っている(男女計の年齢別インターネット利用率については総務省の調査によってすでに図録6210でもふれており、同様の結果となっている)。

 インターネットを「毎日」利用する者の比率は49.3%であり、男女年齢別には、やはり年齢格差が大きい。

 男性の利用率のピークは30代であるが、女性の場合は30代では20代や40代より利用率がやや低下するのが特徴である。出産・子育ての影響がこうした結果を生んでいるものと考えられる。

 8年前の2007年に行われた前回調査と比べると、インターネット利用率は、全体に大きく上昇している。特に、ほぼ毎日利用する者が増えているのが目立っており、今では、利用するとしたら毎日利用が常態化するようになったといえよう。スマホを通じたインターネット利用の普及がやはり大きく影響していると考えられる。

 以下、性・年齢別以外の属性別に2015年の結果を見てみよう。

 職業別のインターネット利用率については、農林漁業者や主婦ではそれぞれ20.6%、39.9%と低く、他方、管理職・専門職・技術職や事務職ではほぼ9割水準に達している。販売・サービス職や労務職では7割前後とやや低くなっている。毎日利用の比率につても同様である。職業別にもインターネット利用には大きな差がある。

 都市規模別には、東京都区部や政令市で利用率が高く、中都市、小都市、町村と人口規模が小さく農村的な性格が強い地域ほど利用率は低くなっている。これは、それら地域の年齢構成や職業構成の差が反映していると考えられる。

 なお、ここでは掲げていないが、インターネット利用の中でも、個人的な情報発信(メールを除く)では、むしろ、人口規模の小さい地域ほど比率が高くなるというインターネット利用率とは対照的な結果となっている(図録6235参照)。

(2008年8月22日収録、2015年8月31日更新)


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