地産地消、日本型食生活の普及、国産農水産物の消費拡大など、食料自給率に寄与する地域ごとの取り組みを促すため、これまで厳密に比較することが難しいため避けられていた都道府県別の自給率(カロリーベース及び生産額ベース)の公表が、2006年から(厳密には2005年11月から)、過去に遡って農林水産省により行われることとなり、食料・農業・農村白書にも掲載されることとなった。

 都道府県別の自給率の算出に当たっては、地域ごとの消費原単位を共通、すなわち年齢構成等の違いによる1人1日当たりの消費量の違いがないと仮定している。従って、カロリーベースの場合、基本的には、各地域で生産された食品農水産物の人口当たりの総カロリーの違いをあらわしていると見てよかろう。2005年度の場合、全国の自給率が40%なので、人口当たりで全国の2倍の総生産カロリー量をもつ県は80%の自給率と言うわけである。また畜産の飼料自給率も同一としている。従って、飼料自給率の高い北海道などでは、生産余力という点からは、算出された数字よりももっと自給率が高いといっても良い。

 都道府県別の数字を見ると、北海道が200%でもっとも高く、第2位は、米どころの秋田、第3位は同じく東北の山形となっている。自給率が100%を越えているのは、さらに東北の青森、岩手、北陸の新潟を加え、6道県のみである。

 逆にもっとも自給率が低いのは人口密度の高い東京の1%であり、これに大阪、神奈川の2%が続いている。

 全国的な傾向では、北海道・東北で自給率が高く、3大都市圏で自給率が低いという点が明瞭に見てとることが出来る。

お詫び

過去に掲載した2007年度までの図は新潟から静岡までの値は間違っていました。これは当初公表時のこれら府県の農水省独自の並び順(関東諸県の後に関東農政局に属する山梨、長野、静岡が続く)が、後に、図のような一般的な都道府県コード順に変更されたことに気がつかなかったせいです。ここで皆様に深くお詫びします。

(2006年6月15日収録、2007年8月13日更新、2008年4月3日更新、2009年1月11日更新、2011年8月2日更新、お詫び掲載、2012年8月25日更新、2013年8月8日更新、2014年8月6日更新)


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