1945年8月6日午前8時15分に世界で始めて原子爆弾が広島に投下された。爆心地から半径2q以内は焦土と化した。市内の建物約7万6000棟のうち62.9%が全焼し、91.9%が被災した(東京新聞2015年8月7日による。以下同様)。

 死者は1945年末までに推計14万人前後とされているが正確にはつかめていないという。即死以外でも、原爆投下後に爆心地周辺を訪れ、放射能を浴びた「入市被爆」で亡くなった者も多い。

爆心地からの距離別人口に占める原爆死亡者割合
0.5q未満 0.5〜1q 1〜2q 2〜3q 3〜4q
89% 80% 46% 7% 1%

 図や上表のとおり爆心地から2キロ以内の死亡者数が多く、死亡割合も2キロまでで極端に高かった。

「爆心地から半径2キロ以内の死者のうち、約60%が熱線と火災による熱傷、約20%が爆風による外傷、残りの約20%が放射能障害によるものと考えられている。放射能は白血病などを引き起こし、今なお被爆者を苦しめている。広島の原爆死没者名簿には8月6日現在、29万7684人の名前が記されている。」

 全国の空襲被害に占める広島の位置は図録5226e参照。広島市の人口推移への影響については図録7700参照。

 原爆投下の正当性に関する日米国民の意識については、図録5224参照。

(2015年8月10日収録)


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