中国史、朝鮮史、日本史の時代区分ごとの継続年数を棒グラフであらわした。どの時代がどのくらい長かったか、どの時代がどのぐらい短かったかが分かると思う。

 中国史は、漢の時代が423年続いており、最も長いが、漢の時代を、前漢、新、後漢に分けると、むしろ、春秋時代が最も長いということになる。

 漢以降では、宋、唐、明、清がそれぞれ300年前後と江戸時代より少し長いおなじぐらいの継続年数だった。

 元は100年続かず比較的短い。現在の中華人民共和国も、まだ、元の継続年数に達していない。

 朝鮮史では李氏朝鮮が519年と最も長く、東アジアの中でも最も継続年数が長い時代だった。もっとも、高句麗時代と三国時代は、合計すると700年以上となり、この時期は高句麗が存続したのであるから、王朝としては高句麗の方が李氏朝鮮より長いといえる。

 日本はこれまで1つの王朝と考えれば、世界の中で最も長いが、時代区分は、日本の場合、中国や朝鮮のように王朝の盛衰によらないので、時代の長さを比較するのは余り意味がない。

 日本史の時代としては平安時代が399年と最も長く、それ以降では、江戸時代が265年で続いている。

 明治維新後は、それ以前のような時代区分は行われなくなった。明治、大正、昭和、平成の4時代は、それぞれ、45年、15年、64年、31年という継続期間(平成は予定)となっているが、これまでの日本史、あるいは他国の歴史と比較すると特殊すぎる時代区分となっている。

 政権が存在した場所から名づけられて来たこれまでのパターンからは、明治以降の時期は、「東京時代」と一括することもできようし、「東京旧憲法時代」と「東京新憲法時代」と2区分することも可能かも知れない。

 2019年には天皇譲位により平成から次の元号に変化する予定であるが、元号については図録5239b参照。

(2018年5月11日収録)


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