英国BBC放送が定期的に行っている世界世論調査では主要国に対する各国国民の評価(世界にプラスの影響を与えているか、それともマイナスの影響を与えているか)を調べている。同調査はBBCの委託を受け、民間調査機関グローブ・スキャン及び米メリーランド大学が実施したものであり、2013年調査では世界25カ国、約2.6万人(各国約1,000人)の成人を対象にアンケート調査を実施している。留意すべきは、評価する対象は国であるが、評価者は各国国民である点である(例えば日本国への評価であり日本人への評価ではない)。すなわち国家間の外交的立場を直接表現しているものではない。

 韓国と北朝鮮に対する世界の評価は、北朝鮮の場合は、悪評が多く、イラン、パキスタンに次いで低い評価である点に特徴がある。一方、韓国に対する世界の評判については、中国、ロシアよりはやや良いが南アフリカより悪く、余り高い評価は得ていない(世界各国への評価ランキングは図録8014参照、時系列変化は図録8015参照)。

 韓国については、プラス評価超過国とマイナス評価超過国が相半ばしている。

 日本は以前はプラス評価超過となっていたが2013年にはマイナス評価が超過している。

 ヨーロッパ人の評価は韓国に対してマイナス評価が多いことで目立っている。ドイツ人などはマイナス評価が60%を越えている(ドイツは北朝鮮に対してもマイナス評価の程度が大きいので、韓国が北朝鮮と同じ民族の国と云うことでマイナス評価が大きくなっている可能性がある)。

 北朝鮮への評価は全体に低い。プラス評価がマイナス評価を上回っているのは、ガーナ、インドネシアの2カ国のみである。

 マイナス評価の大きい国は、大きさの順に、日本、韓国、ドイツ、米国であり、これらの国では国民の9割近く以上が北朝鮮がマイナスの影響を世界に与えていると評価している。北朝鮮に対する日本人の評価は世界の諸国民の中で最悪であるが、これは核開発、独裁体制等の問題に加え、日本人拉致問題を抱えている影響が大きい。

(2010年6月9日収録、2013年6月14日更新)


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