各国の留学生達の留学先は、母国と留学先国とのつながりの深さを示すとともに、これからの双方の国の相互関係の将来をうかがわせるものとして重要である。

 ロシアと東欧諸国からの留学先としては、ドイツが多くなっている。ロシア、ポーランド、ウクライナの海外留学生は、最も多く、ドイツへ行っている。ドイツが、かつて東欧圏に属していた東ドイツを抱えていることも影響していると考えられる。

 スロバキアからの留学先としては、かつて同一国を形成していたチェコが最も多く、もう1つの隣国のハンガリーへもかなり行っている。

 ウクライナからはドイツが最も多いが、ポーランド、ハンガリーといった東欧圏諸国とのつながりも深い。図中にはないが、ウクライナからロシアへの留学生の数は7,186人とドイツに次いで多い。

 留学生の人数のランキングは図録6138にかかげたが、各国出身留学生の留学先については、主要国について以下のような図録を作成した。

図録8022 中国、インド、韓国、日本
図録8910 西欧(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)
図録8818 米英・英語圏(米国、英国、カナダ、オーストラリア)
図録8024 アジア(マレーシア、ベトナム、インドネシア、タイ、
香港、フィリピン、バングラデシュ、パキスタン)
図録9422 アフリカ(モロッコ、アルジェリア、ナイジェリア、コンゴ民主共和国)
図録9260 中近東(トルコ、イラン、サウジアラビア、シリア)
図録9320 北アフリカ(エジプト、リビア、チュニジア)
図録8977 (当図録)ロシア・東欧(ロシア、ポーランド、スロバキア、ウクライナ)
図録8822 ラテンアメリカ(メキシコ、ブラジル、ペルー、アルゼンチン)

(2009年10月19日収録)


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