世界数十カ国の大学・研究機関の研究グループが参加し、共通の調査票で各国国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」が1981年から、また1990年からは5年ごとに行われている。各国毎に全国の18歳以上の男女1,000サンプル程度の回収を基本とした個人単位の意識調査である。

 自国民としての誇りをどの程度感じているかの国際比較については、図録9465で示した。日本人の場合は世界最低レベルであった。ここでは日本の時系列変化と最新年の男女年齢別の結果をグラフにした。

 時系列では、日本人であることの「誇りを感じる」者は、1981年の61.0%から2000〜05年の57.4%へと減少したが、2010年には65.4%とかなり増加した。日本人が近年自信を回復している状況は図録2395にもうかがえるところである。

 男女・年齢別では、2010年では、男女とも、若年層(29歳以下)と中年層(30〜40歳代)で50%台半ばなのに対して高年層(50歳以上)では75%弱と誇りの感覚が強くなっているのが特徴である。

 2005年から2010年にかけての日本人としての誇りの回復を男女・年齢別に見てみると、いずれの層でも上昇傾向にあるが、2005年には男より低かった女の値が2010年には男を上回るようになったのが目立っている。

(2006年11月27日収録、2014年5月26日更新)


[ 本図録と関連するコンテンツ ]



関連図録リスト
分野 地域(海外)
テーマ  
図録書籍 図書案内




既刊第1弾


既刊第2弾
アマゾン検索

 
(ここからの購入による紹介料を通じたサイト支援にご協力下さい)