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* バコタ族 守護霊像

 スタディー・オブ・ヒューマンカインドは正確には人類学のことを指す。直訳すれば人類の研究ということだが、人に学ぶということでもある。比較文化史もそのスタンスを忘れずにいたい。    

 比較文化史には三つの要素があり、比較と文化と歴史にということなる。比較は二点を比べるということであり、違いを意識化させるという点で文化人類学とは異なる。もちろん、文化間にはおなじことも存在する。要するに特殊と普遍ということであり、文化の違いの発見といってもいい。         

 極端にいうと日本人は中国人になれるか、中国人は日本人になれるか、ということである。なれない。では、なぜそうなるのか。文化伝統の違いによるものだ。では、何が違うのか、と話が進んでくる。

 比較というと隣国を連想するかも知れないが、視野を広くすれば、組み合わせは世界中に無限に存在する。しかも文化の一部分だけに限定する。比較文化史をはじめる前に、どことどこの、文化のなにを比較するのが効率がいい、などといったことを一切考えずに、行き当たりバッタリに勝手に規定する風潮があるように思えてならない。

 おまけに歴史がどのようなものか理解しているとも思えないし、考えたことさえないように見受けられる。

 比較文化史は歴史学と文化人類学の融合という側面をもつ。その及ぶ範囲は広大であり、深い。基礎体力のないままマラソンに出場すれば、倒れるに決まっている。それとおなじことである。


 比較文化史の試み バックナンバー
 2007 平成19年 下半期

 331. 仏教の革命 (12/20)
 330. 予定調和説と因果説2 (9/19)
 329. 予定調和説と因果説 (9/17)
 328. 人間の移動と文化 (9/15)
 327. 文字と口伝 (9/14)

 234〜326. 考古学から見た日本(縄文時代編)トップページに移行

 326. 貝輪・木製武器・指揮棒

縄文時代編その93 (9/12)

 325. 畑作農耕・黒色磨研土器 縄文時代編その92 (9/11)
 324. 製塩土器と農耕 縄文時代編その91 (9/10)
 323. ミミズク土偶・遮光器土偶 縄文時代編その90 (9/8)
 322. ハート形土偶・山形土偶・屈折像土偶 縄文時代編その89 (9/7)
 321. 筒形土偶と世界観 縄文時代編その88 (9/6)
 320. 石刀・石剣・筒形土偶 縄文時代編その87 (9/5)
 319. 環状土籬 縄文時代編その86 (9/4)
 318. 壺棺・石組石棺墓・盤状集積墓 縄文時代編その85 (9/2)
 317. 十字型石器・埋甕 縄文時代編その84 (9/1)
 316. 8字形付点文と双口土器 縄文時代編その83 (8/31)
 315. 磨消縄文と霊的存在 縄文時代編その82 (8/30)
 314. 寒冷化と社会変化 縄文時代編その81 (8/29)
 313. 環状集落と環状列石 縄文時代編その80 (8/28)
 312. 屋内祭祀と堀立柱建物 縄文時代編その79 (8/27)
 311. 垂直構造と記号 縄文時代編その78 (8/25)
 310. 世界構造の変化 縄文時代編その77 (8/24)
 309. 土製仮面と仮面儀礼 縄文時代編その76 (8/23)
 308. 人面装飾付き深鉢その2 縄文時代編その75 (8/22)
 307. 人面装飾付き深鉢 縄文時代編その74 (8/21)
 306. 対称孤刻文 縄文時代編その73 (8/20)
 305. 土偶と太鼓 縄文時代編その72 (8/18)
 304. のっぺらぼうと煙 縄文時代編その71 (8/17)
 303. 土偶の装飾 縄文時代編その70 (8/16)
 302. 土偶と祖霊神 縄文時代編その69 (8/15)
 301. 河童形の土偶・立像土偶 縄文時代編その68 (8/14)
 300. 羽状縄文と土偶 縄文時代編その67 (8/13)
 299. 土偶と大木式 縄文時代編その66 (8/12)
 298. 環濠集落とチャシ 縄文時代編その65 (8/10)
 297. 環状集落 縄文時代編その64 (8/9)
 296. 船元式・阿高式 縄文時代編その63 (8/8)
 295. 阿玉台式と羽状縄文 縄文時代編その62 (8/7)
 294. 阿玉台式の装飾 縄文時代編その61 (8/5)
 293. 大木式系土器群の装飾 縄文時代編その60 (8/4)
 292. 円筒下層式と宇宙樹 縄文時代編その59 (8/3)
 291. 曽畑式・神居式・トコロ6類 縄文時代編その58 (8/2)
 290. 遊動と焼畑 縄文時代編その57 (7/31)
 289. 部族社会と耕作 縄文時代編その56 (7/30)
 288. 縄文時代の装身具その2 縄文時代編その55 (7/28)
 287. 縄文時代の装身具 縄文時代編その54 (7/27)
 286. 御幣と装身具 縄文時代編その53 (7/26)
 285. 木偶と高御産巣日神 縄文時代編その52 (7/24)
 284. 器と食事 縄文時代編その51 (7/23)
 283. 双極と二霊群品 縄文時代編その50 (7/21)
 282. 双極文様と豊雲野神 縄文時代編その49 (7/20)
 281. 諸磯式と渦巻き 縄文時代編その48 (7/19)
 280. 循環思想と陰陽 縄文時代編その47 (7/17)
 279. 大木式 縄文時代編その46 (7/16)
 278. 時代区分と歴史家 縄文時代編その45 (7/14)
 277. 大国主神と国之常立神 縄文時代編その44 (7/13)
 276. 縄文と大国主神 縄文時代編その43 (7/12)
 275. 縄文と古事記 縄文時代編その42 (7/11)
 274. 阿久遺跡と田戸下層式 縄文時代編その41 (7/10)
 273. 環状集落と時間の共有 縄文時代編その40 (7/9)
 272. 北極星と墓と環状集落 縄文時代編その39 (7/8)
 271. 羽状縄文と世界構造 縄文時代編その38 (7/6)
 270. 羽状縄文系土器群 縄文時代編その37 (7/4)
 269. 円筒下層式・上川名式 縄文時代編その36 (7/2)
 268. シュブノツナイ式・綱文式・網走式 縄文時代編その35 (6/30)
 267. 上下運動と繊維土器 縄文時代編その34 (6/28)
 266. 土偶と性の発見 縄文時代編その33 (6/26)
 265. 顔と個別性 縄文時代編その32 (6/24)
 264. 上野原遺跡の壺 縄文時代編その31 (6/22)
 263. 尖底土器と上野原遺跡 縄文時代編その30 (6/20)
 262. 尖底土器の思想 縄文時代編その29 (6/18)
 261. 直線と曲線の合成 縄文時代編その28 (6/16)
 260. 南九州の貝殻文土器と北海道平底土器 縄文時代編その27 (6/14)
 259. 貝殻文と縄文の類似点 縄文時代編その26 (6/12)
 258. 睡眠と死の分離 縄文時代編その25 (6/10)
 257. 竪穴式住居と洞窟 縄文時代編その24 (6/8)
 256. 貝塚と丸木舟 縄文時代編その23 (6/6)
 255. 撚糸文と押型文 縄文時代編その22 (6/4)
 254. 尖底土器と装飾 縄文時代編その21 (6/2)
 253. 土器という記憶媒体 縄文時代編その20 (5/24)
 252. 北極星・遊動から定住への変化 縄文時代編その19 (5/22)
 251. 世界構造と葦牙 縄文時代編その18 (5/20)
 250. 隆起線文土器の意味 縄文時代編その17 (5/18)
 249. 多重化した世界と北極星 縄文時代編その16 (5/16)
 248. スロープ説とトンネル説 縄文時代編その15 (5/14)
 247. 盟神探湯と多重化した世界 縄文時代編その14 (5/12)
 246. 隆起線文と爪形文 縄文時代編その13 (5/10)
 245. 螺旋と、縄文の登場 縄文時代編その12 (5/8)
 244. 多重化した世界観 縄文時代編その11 (5/6)
 243. 隆起線文土器と螺旋 縄文時代編その10 (5/4)
 242. 円形と隅丸方形 縄文時代編その9 (5/2)
 241. 小波状浮文土器と肥厚系口縁部土器 縄文時代編その8 (4/30)
 240. 石製の有孔円盤 縄文時代編その7 (4/28)
 239. 隆起線文土器以前 縄文時代編その6 (4/26)
 238. 時代区分の問題その2 縄文時代編その5 (4/24)
 237. 時代区分の問題 縄文時代編その4 (4/22)
 236. 縄文土器の変遷その2 縄文時代編その3 (4/20)
 235. 縄文土器の変遷 縄文時代編その2 (4/18)
 234. 縄文時代の時代区分 縄文時代編その1 (4/16)

                                                             

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