(左)アゲハ蝶がとまる西洋タンポポ(萼の様に見える総包が反り返っている)・小さな薄紫色の花と細い葉はローズマリー (右)ハマナスの花
意外に思う方もおられるでしょうが、タンポポもハマナスも典型的なハーブなのです。
タンポポの根を煎ってから挽いた粉は、カフェインなしのコーヒー代わりとして結構有名です。
大輪のハイブリッド種にはその面影はありませんが、原種のバラは本来、香り・薬用・食用と三拍子そろった
ハーブの代表選手(草)だったそうです。バラの原種の一つであるハマナスは、花の濃い芳香が素晴らしく、
花後に成る小粒の赤い実はビタミンCと滋養の宝庫としてジャムなどに使われます。
この頁はレイアウトが崩れているだけで、内容は本来の頁と全く同じだったのですが、せっかくお越し下さったのに勿体なく、この欄の中だけ違う文章にしました。
エラー頁を記念!に残す意味と、頁を重くしないしサイトのキャパにも影響しない計算から、画像はそのままにする予定です。が、予定は未定、エラーの所以はレイアウトの崩れだけだし、ハーブの写真は豊富にあるので、さほどキャパも圧迫しない左欄の小さい画像だけでも順繰りに替えて行こうかと「予定」しています。 ハーブの多くは酸性土壌に弱く、中性から弱酸性の土を好みます。日本の土壌は酸性傾向だそうですから、地植えの時は予め石灰などで中和しておく必要があります。 植え替え時の肥料は、できれば腐葉土などの有機質肥料を、化成肥料を使う場合は緩効性のものが良いです。鉢植やプランター用土は市販の草花培養土で構いませんが、ハーブの種類に合わせてPH調整や物理性を改善する資材を混入すれば理想的です。 *植え替え時に根鉢を崩さない方が良いもの *植え替え時に株分けできるものは根鉢を崩して元気な土に入れ替えましょう。 ★好乾燥 ★嫌乾燥 ◎好肥料 ○少肥料 ●日陰に強いもの 夏の暑さにも冬の寒さにも強く、雨にも負けず風にも負けない丈夫なハーブといえば、なんといってもミントとレモンバームです。徒長気味に繁茂した時に強風に吹かれて倒れることもあるでしょうが、そのまま枯れてしまうことはありません。 四季と梅雨と台風のある日本には持ってこいのハーブといえ、その上、両方ともに多少の日照不足にも耐える根性があり、ミントときては酸性土壌にも強いのですから、ハーブオブジャパンといえるでしょう。挿し木や株分けで殖やすのも簡単で、放っておいても勝手に殖え過ぎて、ちょっと困るくらいです。 カモマイルやタイム類は日照不足に気をつけさえすれば、この二種に勝るとも劣らず、丈が低いので風に吹き倒される心配もありません。多湿に弱いと言われるタイムですが、木暮里では特に手入れもせずに梅雨と秋の長雨を目立った被害も無く乗り切りました。 Improveversion |
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よく見る茶色のオオスカシバ。上と下は同じ個体。ボケ防止のためにローズマリーの蜜を吸いに来たものと思われる。 | |||