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Ecriture(エクリチュール)
ここでいうエクリチュールとは、ロランバルトが提唱し、その後さんざん捏ねくり回されて便利な粘土の様になった感のある、あのエクリチュールのこと。
バルトは、従来の文体styleを、「本来、発芽のような現象であり、それはいわば樹液の変容である」とし、つまり「必然的な」ものである文体と、意図と選択の結果である文章体エクリチュール(書かれた文章の様相)と対立させている。 文章と書きましたが、日本語とくに漢字には一文字で(意味的に)文を構成してしまう単語が数多くあり、と優香、全部がそうだと言っていいでしょう。ある一語を(言葉以外の)コンテキストの中に置けば、置いた人の意図と選択の結果であるエクリチュールに変貌する……そういう意味では、漢字ほどじゃないにせよアルファベットだって同じことじゃん。 炎天下にはためく「氷」の一文字が書かれた旗を見れば、思い浮かべる「氷」はまずあの「氷」に違いなく、その点ではエクリチュールの選択者の意図が100%達せられているわけだけれど、「文学」的な風情は殆ど感じられない(期待する人もいないだろうけど)。 戦国時代の末期、徳川家康に送りつけた「直江状」で有名な武将 さらに(Maadadayo) |
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